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もう1人の子供魔法先生
2話
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ールの女の隣にいた黒髪を腰ぐらいまで伸ばした女子生徒がそう言うと
ネギが『コホン』っと咳払いをしたあと
「この度この学校で英語の教師をやることになりましたネギ・スプリングフィールドです」
そう言って一礼したので
「同じくこの学校で数学の教師をすることになったカイト・フルデリカだ」
俺も自己紹介をしたら
「ちょ!?ちょっと待ってよ!!先生ってどーいうこと!?
あんあたちみたいなガキンチョが!!!」
ツインテールの女がネギの肩に両手を置いてそう詰め寄っていた
「いやー彼らは頭いいんだ安心したまえ」
するとさっきまで何も言わずに眺めていたタカミチが割って入ってきて
「それに彼らは僕に代わって君達A組の担任と副担任になってくれるそうだよ」
「ちなみに俺が副担でネギが担任だな」
タカミチと俺がそう言うと
ツインテールの女は『ガーン』っと言う擬音が聞こえてきそうな感じの顔をしたあと
「私はあんた達みたいなガキンチョがキライなのよ!!」
そう言いながらまたネギの肩に両手を置いて揺さぶっていた
するとネギが電車の中の時のように『ハックション!』っとクシャミと一緒に風の魔法を暴発して
目の前に居たツインテールの女の制服を吹き飛ばしてしまった
(くまパン……)
(毛糸のくまパンか)
(この歳でくまパンかよ……)
それを見たタカミチと黒髪の女子と俺はそんな感想を抱いた

そのあとツインテールの女の制服はボタンが引きちぎれていたため
ツインテールが体育用のジャージに着替えたあと
学園長室へと向かった

学園長室での用事は学園長と軽い顔合わせと今回の修行についてだったが
修行については俺たちは今日から3月まで教育実習として頑張り
まだ具体的には決まっていないが何らかの成果を上げなければ
故郷へと帰らなければならないらしい
それは置いといて俺とネギが住む場所がまだ決まっていなくて
ネギはアスナ(ツインテール)とこのか(黒髪ロング)の部屋に
俺はまだ決まっておらずこれから受け持つクラスの生徒の誰かの部屋にだそうだ

そしてわからない事があれば彼女にと指導教員のしずな先生を紹介して貰い
ネギがクラスの名簿を受け取り教室へと向かった
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