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Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
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コラボ『剣製の魔法少女戦記&F/mg』第一話 魔法使いがやってきた!?後編
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かに見られている気がするんですよね」
「え?」

 士郎君に関わることでサーチャーは当然展開してないし、記録をするような真似はしていない。

「別に構いませんが、勝手に調べられていることに関して良い気はしません」

 シホさんの言葉と共に背筋がゾクリとした。

 凄まじい程の魔力。

 その時私の前に現れるモニター。

「待ってくれ。これは僕の独断だ!
 提督は関係がない」

 現れるのは私の息子であるクロノとその補佐官だるエイミィ。

 確かに出掛ける時に士郎君以外の魔術師がいて、会って来るとは伝えた。
 それが仇になったらしい。

 だけど

「シホ、おふざけが過ぎますよ? リンディが話ができなくなっているではないですか」
「そうね。すみませんでした」
「い、いえ、こちらもすみませんでした」
「平気ですよ。でも……次はありませんよ?」

 アルトリアさんの言葉にシホさんが魔力を納めるけど、わずかに警告をしてくる。

 それも、シホさんが大きく息を吐くと霧散する。

「と生粋の魔術師だったらこれくらい普通にしてくるという実演をしてみました。
 特にリンディさんの伝えていない独断だとしてもそれをここに連れてきたリンディさんに責任があります。
 下手をすればこれで交渉は破綻、そのまま戦闘になる可能背性もゼロではありませんよ」

 シホの言葉に耳が痛い。
 秘密の交渉で管理局の尾行を連れてきたに等しい。

「完全にこちらの落ち度ですね」
「魔術師に接触するなら、相応の準備と覚悟をしないと自滅しかねませんよ」
「耳が痛いですね」

 さて、勝手な行動をした問題児にも自己紹介をしてもらいましょうか。

「クロノ、エイミィ。
 シホさんに自己紹介なさい」
「はい。
 クロノ・ハラオウンです。
「エイミィ・リミエッタです」
「シホ・E・シュバインオーグです。
 改めてお願いしますね」

 今回はシホさんが相手で許してくれたけど帰ったらよく注意しておきましょう。

「それにしても魔術師というのは本当にこの地球に存在していたんですね」
「……というと?」
「今まで幾度も調べてきましたが、士郎以外の魔術師の足取りは一向に掴めませんでしたから、
 少し半信半疑なところがあったんですよ」
「そう」

 そう。
 結局、士郎君以外の魔術師に関する無限書庫での情報は見つかりはしても、今ここに繋がる痕跡までは見つかっていない。

「ねぇ、シホさん」

 その時意外な事にエイミィが質問をし始めた。

「なに? エイミィさん?」
「そっちが年上なんですからエイミィって呼び捨てでいいですよー。
 それで聞きたいんですけど、シホさんは昔の士郎君の事は知って
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