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GGO・装備取得編
プロローグ
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、ユキは楽しそうに話をする。

「確かに、ユキはなかなか筋がいいからすぐに覚えてくれて助かってるな」

「えへへ、ありがと。また、日曜に行くからね」

「ああ。なんならリズとシリカも教えよっか?」

「いや、遠慮しとく……(あんたら二人のピンクの空気の中で料理なんかできるわけ無いでしょ!)」

「私も……(うう〜、リズさんと一緒でもあのピンクの空気の中で料理なんて出来ませんよ!)」

 リズとシリカはあの二人のピンクな空気の中で料理なんかできるかと!と心の中で叫んだのであった。

「そうか?」

「じゃあ、今度私も行っていい?新しいレシピを教えてもらおうと思って」

「いいぜ。アスナに教えれえることがあればだけどな。アスナって料理できるし大丈夫だと思うんだけどな」

「煮物系とかはゲツガ君には敵わないよ。それに最近だとフレンチやイタリアンの勉強もしてるんでしょ?」

「まあ、最近はそっち方面のも勉強してるけどまだまだだな。それにそんな謙遜するなって。アスナだって料理上手なんだから。な、カズ」

「優の言うとおりだぞ、アスナ。アスナの料理は本当に上手いんだから。俺が保障するって」

「キリト君……」

 そして、この場をどこか甘ったるい空気が漂い始めた。それに反応するのはシリカとリズだ。二人して何かぶつぶつ言っている。

「この馬鹿どもは……人前でイチャつきすぎなのよ……嫌味なの…嫌味なのね……」

「このバカップルたちは本当に……少しは自重というものを知って欲しいです……」

 何か黒いオーラがあたりを満たしていたのでどこと無く話題を変えるために言った。いや、話題が変わるのはいいのだがたぶん驚かれるだろう。

「俺さ、しばらくALOにログインできないかもしれない」

「「「「「はっ?」」」」」

 それを聞いた五人はすっとっきょんな声を上げた。

「ちょっとそろそろ新しく買ってたゲームをやろうと思ってな。それでしばらくそっちをメインでやろうと思うから、そのゲームの装備が整うくらいまではALOにあまりログインできなくなる」

「新しいゲームだと?」

 和人はそこに食いついた。

「ああ、BFO買ったとき、一緒に買ったやつがあったんだけどさ、いろいろと忙しくてインストールしてるのにまったくログインしてないんだよ」

「そういえば、二ヶ月くらい福岡にいたんだっけ?そっちではBFOやってたんでしょ?ゲツガ君が紹介してくれたジュン君とシュート君とナナミちゃんがそこからコンバートして来たって言ってたね?」

「ああ。ジュンとナナミは家族で、シュートはそん時仲良くなったから誘ったんだ。それとBFOは条件出されたからその条件をクリアするためにな」

「ねえねえ、その
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