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めだかボックス 〜From despair to hope 〜
第33箱 「まずは仲間と思わさなければなッ!」 凛ッ
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【翌日】
「というわけでございまして… 不知火と一緒にターゲットを発見するも捕獲には失敗。その後逃走を許してしまいました。」
善吉の包帯が痛々しい… 苦笑
でも、休まずに学校に来てるのは凄い。
瞳先生がきちっとしてくれているようだ。
「僕がついた頃にはもう餌食になってたもんね?」
劉一は少し苦笑いをしながらそう言う。
「餌食いうな!!」
善吉は否定気味でそう言うけれど、あれはどう見ても……。
とまあ、とりあえず、2人でめだかちゃんに報告をしていた。
「ふむ…そうか、 まあなんというか アレだな、とりあえず 貴様達と不知火の仲のよさは不愉快だな。」
ため息を1つ…めだかちゃんは続ける。
「要するに行方知れずになっていた約半年間に仔犬は成犬になってしまったと言う事だな?」
「ん…そうだね。行方不明になる前は何歳かは知らないけど、犬は最初の1年で成犬になるって言うしさ。」
「ふむ…」
劉一が付け足しながら、状況を整理していった。
「いやな…それどころかありゃあ 完全に野生化しちまってるよ… 一応投書主にもあってみたんだけど それが いかにも感じやすそうなお嬢様でさ 先輩だけど… とてもじゃねーが現状は報告できなかったよ…」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
☆投書主
☆秋月先輩
所属: 三年二組
趣味: スイーツ作り
将来の夢: お嫁さん
挨拶: ごきげんよう
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
まぁ…
「うん…そうだね。絵に描いたようなお嬢さんだったね。清楚でさ。」
劉一がそう言うと…
「む?」
ちょっとめだかちゃんがムスッとする。不愉快!って感じだね…
まあ…以前みたいな殺気は孕んでないけど…、劉一がめだかちゃんの事、好き……だって言ったことが功をなしたみたい。
でも…
「僕は何にもないよ!!善吉と一緒だったし それでねっ!?」
劉一は、一応フォローしちゃうのは仕方ない……よね?
「ふん!」
プイッとするめだかちゃんは可愛い…って劉一が思っているのも内緒のお話。
そして、どうやらめだかちゃんの【真骨頂EX】は劉一が嘘ついたり…、 そしてテキトーだったり、 つまりは劉一にうしろめたさがあったりしたら…反応するようだ。
事実、劉一が本当に何もないって思ってるのに読み取ってないようだから。
それにしても、その力は、なんとも都合が良いのか悪いのか分かんない能力のようだ。
「む?」
劉一は 睨まれちゃ
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