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めだかボックス 〜From despair to hope 〜
第33箱 「まずは仲間と思わさなければなッ!」 凛ッ
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った。
(ぐすん…)
「…ふん…まあ 、それはそうとして、本題に戻るがボルゾイとはロシア語で「俊敏」を意味してな、もともとは狼狩りのための狩猟犬なんだ生半可な猛獣よりよほど獣性が高いぞ。」
めだかは、犬の資料を叩きながらそう言う。
「狼を狩る犬…ウルフ・ハウンド、そうだね。狼だって十分猛獣だし… それを狩る犬だからなぁ… 大丈夫なの?善吉、きっと今度は、≪内臓が出た〜!≫じゃ済まされないかもよ?」
劉一は 呆れ顔でそう言う。
「うるせえな!!手も足も確かにでなかったが!「内臓は出たとか言わないよね…?」ぐっ…(いいじゃねーかよ…) でもまあ だからって!ほっとくわけにもいかねーだろ。このままじゃ保険所が動きかねねーし、」
劉一のツッコミを…受けつつもまだ諦めてない風に言う。
「保険所?」
めだかちゃんはその言葉に、ピクンッと反応する。
「だってさ… あれだけ善吉をめちゃめちゃにする犬だからね、今は被害がでてないみたいだけど、ひょっとしたら被害がでちゃうかもしれないから…可能性はあるね。そうしたら…下手したら捕まった後に…」
その先は…あまり言いたくない。
人に汚させちゃった動物はどう対処されるのか……、考えたくないからだ。
「捕まった後で…?」
めだかちゃんは、ピク ピクンッと更に反応!
「とりあえずまー!この件はオレが何とかするさ!劉一もめだかちゃんも心配しなくていーよ オレもやられっぱなしじゃ収まりつかねーし、こっちはオレと不知火で十分だ!(不知火は劉一の方が良いんじゃ?ッとか言われたけど!!怒)」
劉一はなぜか、善吉に睨まれてる?
心当たりの無い劉一は首を傾げていた。
でも、よく考えたら無いわけじゃない。
結構善吉をからかっているからだ。
「不知火と…?」
そして、めだかちゃんはと言うと、ピクピクピクンッ!更に更に反応。
「まあ、僕も顔は出すよ。手を出しちゃ怒られそうだし、僕からも不知火に言ってみるよ、善吉と僕のコンボだったら、多分協力してくれると思うしさ。」
「それについては同感だな。」
善吉もそれに対しては邪険しなかった。
「不知火???」
ピクピクピクピクンッ!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ん〜………もうそろそろ言うけど… 何でピクンってそんなに反応してるの?特に不知火のところで…?」
めだかちゃんが反応するたびに前髪の触覚みたいなのが揺れて面白いんだけど… 気になるからそう言っていた。
「不知火はあれで結構頼りになるんだぜ?めだかちゃん。
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