第2話
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いきなり聞こえた声に振り向くと、自分と同じくらいの背の女の子がいた。しかし、5mしか距離がない。この距離になるまで、足音に気付かないなんて、俺はどんだけ考え事に集中していたのだろうか。そういや、前世でも集中している時(主に読書してる時)は、時々周りの音に気付かないことがあったけ。それで、先生に怒られたこともあったな〜。(ここから、前世の思い出話が続くので省略)
??「私の質問に答えなさーい!」
ゴツン!!頭殴られた、い、痛い。もう少し、思い出に浸かりたかったのに。また殴られたくないから、質問に答えるか。
遊「そうだよ。」
??「そう。良かったわ、速めに同類と合えて。ねえ、私の仲間になってくれないかしら。転生者同士の戦いが、これからあるかも知れないから、1人じゃ心細いもの。」
転生者同士の戦い?二次小説じゃよくあるけど、実際どうなんだろうか。あると考えると、乗っておいた方がいいな。今は困っていることもあるし、仲間になれば助けてくれるかも。
遊「いいよ。」
??「本当?やった、仲間がいれば少しは安心できるわ。2日間も、他の転生者を探しまわってよかったわ。」
遊「2日!?こっちは、転生して1時間もたってねーのに。」
??「それは、仕方ないわ。100人を、あの女神様が一人で相手にするのよ。タイムロスが発生したっておかしくないわ。」
シ〈そうですよ。それに、もともと『1日1人ずつ転生させる』と神は言っていました。それに、いくら全員海鳴市に転生されるといっても、まだマスターで26人目です。たった2日で、他の転生者が見つかる方がすごいのです〉
1日に1人だったんだ。てゆうか、たった25人しかいないのによく2日で見つかったな。まあ、そんなに気にすることもないか。とりあえずは、
遊「さっそくで悪いが、頼みを聞いてくれないか。俺は、捨て子で家が無いんだよ。だかr「うちに来る?私のお父さんは、親バカだから私のお願いだったら聞いてくれるわ。」あ、はい、お願いし、ってそうじゃない、母さんはいいのか?」
??「いない、私が2歳の時死んだらしい。だけど、お父さんはあのクロネコヤ〇トで有名なヤマ〇運送の社長だからだから大丈夫よ。」
遊「え、あ、うん、スゲー。スゲーんだけど………」
??「いいわよ、言いたいことは分かってる。すごいけど、なんか微妙よね……。で、どうする?」
遊「お願いします。」
??「じゃあ、私の家に行きましょうか、えっと、自己紹介してなかったわね。私は、社樹咲祈、家族になるんだから名前で、呼び捨てで構わないわ。」
遊「山奥遊兎だよ。よろしく、咲祈。」
咲祈(以下、咲)「えぇ、よろしく遊兎。では行きましょうか。着いてきて。」
シ〈マスタ
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