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SeventhWrite
一日目(4)
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「何か言い残す事はあるか?」

 ホームルーム終了後、僕は善則と悠哉をトイレに引きずり込んでいた。
 理由はもちろんさっきの僕の言い訳を邪魔した事の復讐だ。

 ゴスッ! バコッ! メキッ!

 四秒でボコボコにされました………
 卑怯だよ、二人がかりなんて………
「「何か文句でもあるか?」」
 ハモって言うなよ……怖いじゃないか……
「うぅ……どうしてさっき、あんな適当な事言ったのさ?あれじゃあホントに残念な奴じゃないか……絶対ひかれたよ……」
 満身創痍ながらも何とか言わなきゃいけない事を聞く。
「「どうしてってそっちの方が面白いからに決まってるだろうが」」
 一言一句同じタイミングでした……
 オニだ!!!この二人!!!!!
「元々善則が「叫んだお前が悪いだろ」……………」
 苦し紛れの言い訳を言いきる前に否定されました。

 だがもっともだ!

「あぁ、もう唐橋さんの顔まともに見れないよ……」
 もう僕の学園生活は灰色だよ………この二人の悪魔のせいで………
「「安心しろ、元々脈無しだったじゃないか」」

 ブッチィィィィィィン

 頭の中で種がはじけた。

「言いたい事は、それだけかぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 ゴスッ! バコッ! メキッ!

 一発のパンチも当てられずにボッコボコにされました。
 二人がかりなんて卑怯だってばYo!
「「何か文句でもあるか?」」
 だから何でそんなにきれいにハモるんだよ、怖いって。
 あと、もう少し手加減してよ、起き上がれないじゃないか……


  キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン


「あ、やべ一限目って何だっけ?」
「たしか古典だったはず」
「マジかよ、俺あの先生に目ぇ付けられてるんだよなぁ」
「お前に目を付けていない先生なんていねぇって
「それもそうか!」

「「あっはっはっはっは………」」


「僕を置いていくなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」


 二人は談笑しながら僕を置いて行きました。

「あぁ、これも夢だったらいいのに」
 二人の去った後のトイレの片隅で僕は同じ内容の一人言を八回くらい呟いていた。
 ちなみに今は、一限目の真っ最中で僕は絶賛サボタージュを決め込んでいた。
 今の精神状態で授業を受けれる気がしない、受けれない気しかない。

 ブ〜 ブ〜

 な、なんだ?お尻がブルブルする!?べ、別に二連発で屁なんてこいてないぞ!!
 ゆっくりと震えている場所に手を当ててみると……

「ケータイ?なんで?」

 もちろん僕の物ではない、こんな物が買えて毎月お金を払う余裕など家には無いのだ。
 とりあえず二つ折りのそれ(ガラパゴス携帯っていうんだっ
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