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問題児たちが異世界から来るそうですよ?〜MEMORY〜
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絶の衣』」
湖の水だけを拒絶し弾く。歩いてまたは、跳んで行ける場所を進んで行く。
大した時間も掛からずに挑戦権の証がある場所に辿り着いた。
「これでゲーム終了ね」
「さすがだな、グライアイのゲームをこうも簡単にクリアしてしまうとは」
「別に簡単だったって事も無いよ。ただ相性がよかっただけだよ」
「グライアイはもう行ってしまったからな、我から言わせてもらおうゲームクリアおめでとう」
「ありがとう。目的も果たしたし、僕は行くよ」
「ああ、ペルセウスは5桁のコミュニティ、気をつけよ」
ロストは頭を下げて背を向け歩き出す。コミュニティ“ノーネーム”に戻るために。
実はロストはゲーム中にまた一つ記憶を取り戻していた。しかし、ロストは思う。
(何で記憶がバラバラなんだろう?)
ロストの取り戻した記憶に同じ人の記憶が一つとしてなかった。
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