第60話 少年と魔人と馬鹿が来るようです
[4/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ああああああ!!』
勝っ、た・・・・・・。勝った・・・!タカミチに!これで、次に――――
「(つ、次って……ア、アリアさん……?)」
『それでは、ついにやって参りました麻帆良武闘祭決勝戦!!
規定により休憩時間が設けられませんが、そこは天の運!
ネギ・スプリングフィールド選手 VSアリア・P・W・織原選手の試合を始めます!!』
そ、それでも、勝つんだ!勝って、愁磨さんと戦うんだ!
「・・・・・・・・・・・・。」
『両者揃いました!それでは、ラストバトル!
レディィィィイィィィィイィィイィイイィ!!ファイトォォ!!』
「『戦闘の為の協―――」
――――――――――――ギシッ
「あ、あ、あ………。」
「・・・・・来ない、の?」
空気・・・いや、空間が歪んでいる。息が出来ない程の、魔力に似た何かの奔流。
愁磨さん達とも、フェイト達とも違う、恐怖。
「・・・・集まって、神虎。・・・天合獣纏!」
ゴォッ――――
「こ、これは……!?」
アリアさんが金色の光と蒼い炎に包まれて、それが納まると・・・
そこには、見なれない姿のアリアさんがいた。
「・・・・≪翼獣霊王≫。行く、よ・・・。」
GoLuuuuuuaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!
「ば、『戦闘の為の協奏曲』!!」
「えい・・・。」
ガォン!
軽い声と共に放たれたアッパーを勘で避ける。けれど、ステージが抉れ雲にまで穴が開く。
ど、どんな強化魔法なんだ!?
「神虎・・・ファイア。」
ドゥドゥドゥドゥ!!
「よっ、は、とぉっ……!『桜華崩拳』!!」
ズガン!
「・・・・なまいき。」
火球を転がる様にして何とか避け、避け切れなかった一つを『桜華崩拳』で相殺する。
けれど既に後ろに回られ、アリアさんの拳に炎が瞬く間に集まって行く。
「『奥義・・・・・」
ズアッ――――――
「『我りゅ「『獣王拳』・・・!!」
ズドンッ!!
Side out
Side 愁磨
「あぐっ……!!」
「・・・・!?」
アリアの攻撃が当たる瞬間、光線が下・・・恐らく地下から放たれ、神虎を消し飛ばす。
結果、ネギは転がるだけに留まった。
「(な、なんだか分からないけど、助かった……!?)」
「・・・・・・・・神虎?」
ボゥッ
アリアが首を傾げながら呼ぶと、神虎は何時もと変わりない様子
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ