第60話 少年と魔人と馬鹿が来るようです
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るが・・・避けたか。意外と速い。
ヒュッ――!
「"ラス・テル マ・スキル マギステル" 雷の精霊313人集い来たりて敵を射て!『魔法の射手 連弾・雷の313矢』!」
「おっと……。」
「収束、『雷光龍』!!」
ドガガガガガガガガガガガガ!
雷矢を"銀龍"に乗せて、雷速で撃ち出したのか。通り道にも雷が降るとは、凄い技だな。
だが―――
「派手なだけだよ。」
ガ ガン!
「うわっ……!!」
タカミチが『二天大槍無音拳』で迎撃と追撃を済ませ、技後硬直していたネギはなんとか避ける。
・・・攻撃には反応が速いな。
「(全く効かない……!!なら、これは!)『銀龍』『閃海』!同技・混合、『龍閃大剣』!!」
「………『三将大槍無音拳』!!」
ザンザン!ザンッ!!
「はあああああああああああああああああああああああ!!」
「『百連閃鏃無音拳』!!」
ドパッ―――!!
ネギの決死の攻撃も、タカミチの拳雨の前に打ち消される。
タカミチとて、伊達に両世界で修羅場を抜けて来てはいない。出力だけじゃ、倒せんぞ。
Side out
Side ネギ
「ハァッ………、ハァ………ッ!」
「この程度で終わりかい?ネギ君。」
強い・・・!強いっては知ってたけど、ここまで強いなんて。全距離圧倒されて、近づこうにも――!
「なら、ここで倒れた方が良い。『一敖大槍無音拳』!!」
避け切れない程太い拳圧が放たれる・・・けど、なんとか耐える。風華・風障壁数枚でなんとか防ぐけど、消費が激しすぎる。
「(このままじゃ、負ける……。どうしたら……?)」
「ネギ君、君は何故戦っているんだい?」
突然、タカミチが話しかけて来る。何故って・・・僕は小太郎君に勝って、愁磨さんに修行を・・・。
「そうだ。君は、小太郎君に勝った時点で、目的を果たしているじゃないか。
ここまでする必要があるのかい?」
「それは……!僕だって、勝ちたいんだ。それだけじゃダメなの!?」
「勝ちたい、か……。なら、僕を超えて行けばいい。」
言われなくても分かってるけど・・・考えるんだ。タカミチの攻撃と、僕の出来る事を!
「(教えて貰った格闘技、初期魔法と滅魔魔法。それと、いくつかの攻撃魔法と防御魔法……!!)」
ドガガガガガガッガガガガッガガガガ!!
対してタカミチは、一撃必殺で分割可能な超火力拳、避け切れない面の弾幕拳、
軽いけど不可避の居合拳。とにかく、リーチを把握しないと!
「ハッ!」(ドゥッ
「……空か
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