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少年は魔人になるようです
第59話 少年達は一歩進むようです
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』!!」
ジュッ!
「なんやと――――――!?」
ドゥウウッッッッ!!


禁書の滅魔魔法、そのオリジナル。自分の"聖"を犠牲にして"魔"を討つ魔法。

魔の放った攻撃にも絶大な効果を発揮する。


「あぁあ…………ワイの負け、や。もう立てんわ……。」

『小太郎選手、降参と同時に気絶ぅーーーーーー!!ネギ選手の勝利ぃぃーーーー!!』


これで、僕は進める!けど・・・流石に、もう無理――――

Side out


Side アリア

『15分のステージ補修後、準決勝を始めます!こらそこ、いらないとか言うなーー。』


あの人とコタは一緒に、運ばれてった。・・・もう少し、粘ると思った、のに。


「・・・役立たず。」(グリグリグリグリ

「痛い痛い!アリアはん痛いて!!ごめんて、ごめんなさい!?」

「ふん・・・・いいよ。私が、倒したげるから。」

「お、もしかしてワイの仇取ってくれるんかい―――あだだだだだだ!じょ、冗談やないか!!」

「・・・おバカ。」


どうせ、一緒に修行したかったんでしょ・・・。だからタカミチも・・・多分負けちゃう。

みんな、アレに期待しすぎ。変・・・。


「アリアーん、なにしてるの?」

「・・・別に。」

「そ。……ね、コタちゃんと、あと……しずなの事、さ?」

「コタは、おバカ。しずなは、パパがなんとか・・・する。」

「そーおー?アリアんがそれでいいなら、いいけどさー?」


ついて来てたもみじに、振り返る。


『さぁ、ステージも直りましたので!武闘祭準決勝を始めます!

アリア選手ともみじ選手はステージへ!』

「・・・ごめんね。」

「へっ?」


ちょっとだけ、本気で行くから。・・・私は、認めない。

Side out

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