第59話 少年達は一歩進むようです
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「雷矢、正拳加速!!」
ドッ!
「がふッ……速いやないか!」
魔法の射手の雷の矢を肘の後ろから撃ち込んで、高速の正拳突きをぶつける。
それを受けた小太郎君は狗神を右手に凝縮する――!!
「うぉぉぉおおおッッッ!『狗音爆砕拳』!」
「それはっ…!雷矢収束ッッ『雷華崩拳』!」
ズガンッ!!!
「グッ………、痺れるやないか!!」
「普通は動けなくなるんだけどね!?」
『魔法の射手』を拳に収束させて、攻撃力を爆発的に上げる。
学園長先生が魔法の修行を殆どしない代わりに教えてくれた技。だけど、溜め無しで使える
67本でアレと相殺か・・・!
「(そうなると、魔力がキツイ……!)なら、『我流 銀龍』!!」
GRAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!
「(アレを殆どノーモーションで相殺かいな、割に合わんわ!)『犬上流 狗撃』!!」
WUOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!
僕が龍を召喚すると、小太郎君は黒い狗を召喚する。
対策はバッチリ・・・って言いたいんだろうけど、甘いよ!
GRu―――
「避けた!?
GAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!
ガッ……!!アホな、巻き付いたまま消えんやと!?」
「これ、ホントはそう簡単に消える物じゃないんだよ!!
"ラス・テル マ・スキル マギステル 光の精霊667柱集い来たりて敵を射て!
『魔法の射手 連弾・光の667矢』"――!」
「うげっ、『犬上流 狗針陣』!」
ザザザンッ!
小太郎君の足元から黒い針が出現して、龍が串刺しになる。拘束が解けるけど―――無駄!!
「集束、『桜華崩拳』!!!」
ズドンッ!!!
「か…………。」
『犬上選手、ダゥゥゥウーーーーーーーーン!!!』
今撃てる最大の一撃を殆ど直撃で受けて、小太郎君は倒れた。死んではいない筈だけど―――
ド ドンッッ!!
「ぐぁ………!?」
「ハッハ……。『犬上流 狗撃二連』、気ぃ抜いたな……!」
後ろから二匹の狗神・・・!防御を捨てて攻撃するなんて、そんな事!
「狗音、影装!!『翼族流奥義ノ参――――――!』」
「"ラス・テル マ・スキル マギステル" 神光 皇杖 輝天 聖浄!我を喰らいて闇を晴らせ!!」
小太郎君が黒い狗になり、これまでとは比べ物にならない気を練る。
その分時間が長いから、詠唱を完成させられた!
「『毅貂』!!」
「『救世主の聖天
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