暁 〜小説投稿サイト〜
少年は魔人になるようです
第58話 一回戦は順当と波乱なようです
[1/8]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
Side ネギ

――ズズゥン!!

「ぐっ……!バリア・バースト!!」
ドォオオオオン!!
「ほぉ。随分思い切った事をしますね。」


戦闘が始まった瞬間に重力魔法が襲って来たけれど、風華・風障壁で防ぎ、魔力暴走を起こさせ爆破する。

多少のダメージを受けるけれど、後方に距離を離し完全に相殺出来る。


「フフ……流石ですね。『小さく重く黒い洞(スペーライオン・ミクロンバリュ・メラン)』。」
ゥオガッ!
「『戦闘の為の協奏曲(バルトフェルド・コンチェルティア)』!"ラス・テル マ・スキル マギステル!

我が手に来たれ雷帝の槍我が敵を穿て冥薙の真!『迸る雷霆の腕(アルシャルド・ベリィオ・ライオッド)』"!!」
ドガアアアアアアアアアアアアアア!!
「おっと、武装魔法ですか。」


敵を内部に引き摺り込む重力を避け、近距離で攻撃しつつ詠唱を完成させる。長時間残る武装魔法、雷の槍。

当たるごとに、雷の矢10本程度の麻痺を与える事が出来る。


「それは少々厄介ですね。――呑み込め、『四黒』。」
ギュオン ギュオン ギュオン ギュオン
「この……!『我流 郷紅』!!」
ドドドドドドドドドドド!!


クウネルの傍に重力場が現れ、僕を吸い込む。それに気で作った針を投げつけ、破裂させる。


「今のは……重力場への魔力供給と供給路に異常を発生させて、力場を暴走させたのですか。」

「そうだとしたら、なんですか!?『我流 閃海』!!」

『子供先生、槍を振り回す!が、クウネル選手に当たらない!

以外と素早いぞクウネル!それにしてもふざけた名前だクウネル・サンダース!!』


雷槍を閃海の気で包み、学園長先生に習った槍術を使うけれど――

武闘術程鍛練していないから、当たらない!


「(少しでもリーチが欲しかったけれど、仕方ない!)『天掴む雷神の双手(ケーリュケイオン・アドルバナブル)』!!」
ドガガッガガガガッガガガガガガッガ!!
「フフッ……思いの外、出来るようで安心しました。

では、これでラストにしましょう。――『押し潰す黒重(エァーベス・チャレ・ニエール)』!」

「『我流 銀龍』!!!」

『おぉっとこれは!?子供先生の龍とクウネル選手の黒い玉が激突!

と言うか、そろそろやばいので私は退避します!』


上から落ちて来たステージ全てを覆うほどの重力塊を、龍で押し返す。けれど、徐々に押される・・・!


「"イーソ・リーソ・ヴォンヴァリーメ! 契約により我に従え虚空の剣彼の宙より来たれ漆黒の蔵

宇の深奥 此の熾より?み込め!"『|果て無く黒き球《ランド・エルド・ブラッケン・ハオ
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ