第58話 一回戦は順当と波乱なようです
[4/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
可愛らしい対決だ!
恥ずかしがりな剣士様!お嬢様を守る剣、桜咲刹那選手対!
兄様以外には懐かんぞ!エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル選手!!』
「ちょ、なんですかその紹介は!?」
「ふざけているのか貴様!!カンペ用意した奴出て来い!!」
『フハハハハ、俺だ!二人とも頑張れー、応援してるぞ!!』
「兄様、ちょっと下りて来い!!」
なんだよ、ちょっとしたユーモア溢れる愛情表現じゃないか。
ジョークを解さんとは、我が妹ながら融通の利かない。
「チッ、これが終わったら覚悟しろよ!」
『じゃれ合いが終わった所で始めましょう!第六回戦、レディィィィィーーーーー!ファイト!!』
「――行きます!!」
ガッ!
「そんな見え見えの一撃が当たると思ったか!?『エクスキューショナーソード』!!」
ドゥッ!!
始まった瞬間、刹那はエヴァを真っ二つにするように斬り掛るが、
エヴァは容易く白羽取り(指二本でもそう言うのだろうか)し、執行者の剣で斬り返す。
「(相転移された物質による融解・気化熱の吸収、それによる広範囲擬似氷結……!
詠唱破棄でここまで威力が……!?)」
「そら、休んでいる暇は無いぞ!!"リク・ラク ラ・ラック ライラック"
『魔法の射手 連弾・闇の1001矢』!!」
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド――――――
『エヴァンジェリン選手の黒い矢の雨が桜咲選手に降り注ぐ!!
弾幕が濃すぎて、ここからでは見えないーー!!』
確かにほぼ見えないが、刹那は神鳴流の絶対対魔結界を敷いていた。あれならば守り切れるだろう。
「―――『神鳴流最終決戦奥義 雷 帝 剣』!!」
「クッ、そこまで使えるようになっていたか……!!」
ドガアアァアァァアアァァァアアァアアアアアアアアアアアアア!!!
『黒い矢が降り終わった瞬間、桜咲選手の雷の剣が 直 撃 !エヴァンジェリン選手無事――』
「まだ……!『神鳴流最終決戦奥義 炎帝剣』!!!」
ボアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
『おぉおっと、桜咲選手炎の剣で追撃ーーーー!!エヴァンジェリン選手無事か!?』
雷と炎の二撃によってステージがほぼ壊滅する。
神鳴流の最強奥義の二連続・・・普通なら余裕で死んでいるだろうが。
エヴァはその程度では死なないし死ねない。
「ハハッ、やるじゃないか刹那!楽しくなってきたぞ!!」
「こっちは既に本気なんですけれどね!『翼族流 光皇・闇皇・虚神・空神
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ