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少年は魔人になるようです
第56話 二回目は比較的平和なようです
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見える細工が

一部のパンフレットにされてあって、その筋の人達が情報を共有し、集合している集会。

毎年開かれる場所が違うらしい。


「僕はあれから、ちうさんのHP見てまして。ファンの人達の書き込みを元に。

小太郎君は愁磨さんに話だけは聞いていたそうです。」

「おまっ、人のHPを勝手に!ってかあの理不尽意味不明教師!!いらん事しやがって………!!」

「ああ、家で皆で見とるらしいで。ワイは見た事ないけど。」

「と、言う事は……あの無口娘も、か……。

私をなんとも思ってないように見えて、実は心の中で笑ってやがったのか……?フ、フフフフ………。」


ガックリと膝をつく千雨さん。

う〜ん、アリアさんはそんなの気にしないと思うんだけどなぁ・・・?


ピンポンパンポーーン
『レディース&ジェントルメン!お待たせいたしたぜ!

これより麻帆良コスプレコンテストの一般受け付けを開始する!!参加者は受付に―――』


と、そこで放送が流れる。と言うか・・・愁磨さん?こんな所にまで手を出してるんですか!?

いえ、普段もその"ケ"がありますし、警備の時の恰好もそうですけど。


「ちうさんは出ないんですか?それとも、もう登録――」

「する訳ねーだろうが!!」

「そんな、勿体ないですわ。どうせなら参加すればいいですのに。」

「と言う事は私達も参加だね、いいんちょ!!」

「あ、まき絵さん。こんにちは。どうしてここに?」

「おぉっすー、ネギ君!さっきそこで見かけてね!

思わず追いかけて来たのさ!!と言う訳で早速登録しにいこー!」(ガッ

「ん、はぁ!?ちょ、離せコラバカピンク!!私は行いかねー!!」


まき絵さんも参戦し、断り切れずに千雨さんも参加する事に。

う、うぅ〜ん。お祭りなんだから、少しは参加しないと・・・だけど。ホントに嫌なら止めた方が・・・。


「それなら大丈夫よ〜?そうなった場合は私達スタッフが止めるから。」

「あ、そうなんですかノワールさん。……………………………ノワールさんまで!?」

「当然よ。シュウが開いてるんだから、ここ。

その筋の人にしか分からないけれど、賞金も学祭内で上の方なのよ?」


僕の心を読みつつ後ろに現れたノワールさん・・・と、こっちを睨むアリアさん。

二人とも何かのコスプレをしているんだけど、迂闊な事は言えない。

褒めても無視しても怒られそうなんだ。(貶したらそこで間違いなく死ぬ。)


「ちゅーかノワールはん、ええとs(ズガァァァァァ!!)……………………………………。」

「さ、そろそろ始まるから、私達は行くわね。」

「ハッ!お気をつけて行っ
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