第56話 二回目は比較的平和なようです
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っと、次は―――
「あぅ?」
「キャ!ね、ネギ先生、大丈夫ですか!?いけませんわ、急いで救急車を――」
「あー、ええてええて。昨日から寝てへんから、限界が来たんやろ。」
そう言えば、そうだった・・・。
連れ去られたし、のどかさんとデートもあったし、流石に・・・・。だ、だめだ。落ちる・・・・。
「す、いません、いいんちょさん………。
いつもお手伝いして、もらっちゃって、僕も、何かと思った、んですけれど……。」
「そんな!お気持ちだけで嬉しいです。」
「アハハ、ありがと……ございます……。ごめんな、さ―――」
フラっと体が傾く感じと共に、意識を手放した。
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subSide あやか
トサッ――
「うひゃぅ!?ね、ネギせん、せ………い。」
「くぅ……。すぅ……。」
最初左肩にネギ先生の頭が寄り掛かってドキッとしたのですけれど、
そのままずり落ちて太ももに頭が乗ったので、思わずはしたない声が出てしまいましたわ。で、でも・・・。
「(こ、これが噂に聞く膝枕!?こ、ここここれはどうしたら!?)」
「……ムニャ…………おねえちゃ…………ん。」
寝言を聞いて、ハッとなります。
そうですわ、有り得ない事に慣れていましたけれど、ネギ先生はまだ10歳の男の子。
気丈に振舞っては居ても、疲れが溜まるでしょう・・・。
「ふぁあぁぁぁぁ〜。ネギ見とったらワイまで眠くなって来たわ。」
犬君・・・小太郎君でしたかしら?も寝てしまい、周囲に人もおらず静かで、
遠くから祭りを楽しむ人達の笑い声が聞こえてくる。
とても穏やかで、ネギ先生に膝枕させて頂いて・・・・・。
「が……(学園祭、最高ですわーーーーーーっ!!)」
「う、うぅ…………ししょー……それは、まだ早い………。」
それから一時間少々。悪夢を見ているのか唸る子供先生と、それを膝枕しながら
慈愛の顔だったりにやけたりする委員長が居たらしいですわ。
Side out
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「す、すいませんでした。いいんちょさん……。」
「ホホホ、そんな事ありませんわ!(ツヤツヤ)それで、このような場所に何か御用ですの?」
「ええ、確かこのあたりの筈なんですが……あ、いた。ちさ、じゃなかった。ちうさーーん!」
「げぇ!?な、なんでてめーらがこんな所に!」
以前から見ていた千雨さんのHPに、コンテストの話があったので来た。
公式に載っていない――と見せかけて、実は、プログラムを光に透かせば
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