暁 〜小説投稿サイト〜
少年は魔人になるようです
第55話 初日はデートと騒ぎで潰れるようです
[6/9]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
残れると良いね、先生・・・。

Side out


Side 愁磨

そろそろ刹那と帰ろうかと思った、夕闇に染まり始めた時間。

呼び出した俺から記憶が共有され、俺は即座にそこへ向かった。


「随分楽しそうじゃないか、俺。」

「ああ、これは楽しそうだよなぁ?俺。」


世界樹によって色狂いになったネギ・・・それだけなら酒の肴になる程度だ。

だがこれはどうだ?随分強いじゃないか。


「クッハハハハハハハ!!いいぞいいぞ、かかって来いネギ!!

宮崎にキスしたかったら、俺を倒して見せろ!!」

「げ……じゃあ、俺は行くからな、本体!」


なんだ・・・?と思い、即座に思いだした。今のこいつは、倒すイコール・・・・・・


「分かりました。愁磨さんを倒してから………

愁磨さんにキスしてから、のどかさんにキスさせていただきます。」

「………ちょぉ〜っと待って貰えるとありがt「ウフフフフフ……!」

ああもう!『形態:モード≪崇神魔縁(スガミマエン)≫≪救世主の盾≫:on』!『穿つ聖天(ラゥゾ・ヴェチェクニクタ)』!!」


突撃してきた所に、光の柱を置いておく。

普通なら直撃するんだ、が・・・!今のこいつは避けやがる!

かと思いきや、光の柱を突き抜けてきた。手をワキワキさせ、息を荒げながら。


「キッッモぉ!!『大天舞讃歌(ル・セイクリッドメアリー)』ぃぃぃぃいいい!!」

「ウフ―――」
ゴガアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!


あまりの気持ち悪さに、消滅させる勢いで必殺を撃ってしまった。

・・・流石にこの一撃は堪えたようで、黒焦げた上、轢かれたカエルの様になって、ヒクヒクしている。

が、安心はしない。


「よ、よし……。刹那頼む、拘束してくれ。」

「だ、大丈夫なんですか?

その、はじっ、う、奪われでもしたら、泣いてしまうかも、しれません……。」

「ひ か り に な れぇぇぇええぇえぇえぇええぇえええええええ!!」


刹那のを奪わせるくらいなら俺がやられてやるわ!!

とまぁ、それも却下なので、ゴルディオンハンマーでジジイの所までぶっ飛ばす。後処理は任せよう。


「さ、帰ろうか♪」

「(この上なく良い笑顔ですね……。でも、帰る訳にはいきません!)

あ、あの……最後に少しだけ、いいですか?」

「ああ、いいけど……?」

Side out


Side 刹那

愁磨さんを連れ、世界樹の下まで来ました。

遠くでは水上花火が始まり、ここからでも十分に花火が見え、雰囲気としては申し分ありません。

人払いもしていないのに、人
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ