第55話 初日はデートと騒ぎで潰れるようです
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残れると良いね、先生・・・。
Side out
Side 愁磨
そろそろ刹那と帰ろうかと思った、夕闇に染まり始めた時間。
呼び出した俺から記憶が共有され、俺は即座にそこへ向かった。
「随分楽しそうじゃないか、俺。」
「ああ、これは楽しそうだよなぁ?俺。」
世界樹によって色狂いになったネギ・・・それだけなら酒の肴になる程度だ。
だがこれはどうだ?随分強いじゃないか。
「クッハハハハハハハ!!いいぞいいぞ、かかって来いネギ!!
宮崎にキスしたかったら、俺を倒して見せろ!!」
「げ……じゃあ、俺は行くからな、本体!」
なんだ・・・?と思い、即座に思いだした。今のこいつは、倒すイコール・・・・・・
「分かりました。愁磨さんを倒してから………
愁磨さんにキスしてから、のどかさんにキスさせていただきます。」
「………ちょぉ〜っと待って貰えるとありがt「ウフフフフフ……!」
ああもう!『形態:モード≪崇神魔縁≫≪救世主の盾≫:on』!『穿つ聖天』!!」
突撃してきた所に、光の柱を置いておく。
普通なら直撃するんだ、が・・・!今のこいつは避けやがる!
かと思いきや、光の柱を突き抜けてきた。手をワキワキさせ、息を荒げながら。
「キッッモぉ!!『大天舞讃歌』ぃぃぃぃいいい!!」
「ウフ―――」
ゴガアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!
あまりの気持ち悪さに、消滅させる勢いで必殺を撃ってしまった。
・・・流石にこの一撃は堪えたようで、黒焦げた上、轢かれたカエルの様になって、ヒクヒクしている。
が、安心はしない。
「よ、よし……。刹那頼む、拘束してくれ。」
「だ、大丈夫なんですか?
その、はじっ、う、奪われでもしたら、泣いてしまうかも、しれません……。」
「ひ か り に な れぇぇぇええぇえぇえぇええぇえええええええ!!」
刹那のを奪わせるくらいなら俺がやられてやるわ!!
とまぁ、それも却下なので、ゴルディオンハンマーでジジイの所までぶっ飛ばす。後処理は任せよう。
「さ、帰ろうか♪」
「(この上なく良い笑顔ですね……。でも、帰る訳にはいきません!)
あ、あの……最後に少しだけ、いいですか?」
「ああ、いいけど……?」
Side out
Side 刹那
愁磨さんを連れ、世界樹の下まで来ました。
遠くでは水上花火が始まり、ここからでも十分に花火が見え、雰囲気としては申し分ありません。
人払いもしていないのに、人
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