第55話 初日はデートと騒ぎで潰れるようです
[2/9]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
――――――――――――――――
subSide 木乃香
「あーあ、逃げられてもうた。
『もしもーし、こちら木乃香。愁磨はんの居場所分かるかえ?』」
『了解しましたわ。索敵班、愁磨先生の位置は?』
『こちらα1。織原は今、龍宮神社で舞を舞っています。ふつくしい……。』
『木乃香さん、この人ついでにとっちめてくださいます?』
「『はいはい、了解したえ〜。』えーっと、神社神社………うっ、世界樹の反対側。」
流石に遠いなぁ。これは、追っとる間に他んとこ行ってまう。
えっと、隣は図書館島と・・・サバイバルゲーム?は、行ったて報告来とったな。
と言う事は、行くとしたら図書館島方面優先する筈や!
「絶対、諦めまへんでぇーー!!」
Side out
―――――――――――――――――――――――――――――
Side ネギ
昼食後、小太郎君はノワールさん・アリアさん・エヴァンジェリンさんに連れ去られ、
超さんはハカセさんと茶々丸さんに連れ去られてしまい、
一人寂しく世界樹周辺を見回りをしていると、後ろから声をかけられました。
「ネ、ネネ、ネギせんせー。」
「ハイ?あ、のどかさん、ハルナさん、夕映さん。」
と、後ろには黒いローブに身を包んだいつもの三人組が。クラス展示の宣伝中みたいです。
「あ、あの、せんせー。この後、お暇でしょうか?」
「えーっと……見回りしているだけですので、忙しい訳じゃありませんよ。」
「YesYesYes!行け行けのどか!!」
「う、うん……!!」
ハルナさんに後を押され、緊張した様な、覚悟を決めた様子で前に出るのどかさん。
こ、これはまさか、噂に聞く・・・・!?
「わ、わ、私と!文化祭回りませんか!!」
「ハ、ハイ!!」
あ。
と思った時には時すでに遅く。数分後には、のどかさんと遊ぶ約束が決まっていたのでした。
………
……
…
二時間後。
偶然会った愁磨さんに事情を話し、洋服を着替えたり、弾幕を回避したり、
心構えを教えて貰ったり、斬撃を白羽取りしたり、殴られ蹴られ踏まれ吹っ飛ばされ――
ハッ!?今気付いたら、関係無い事の方が長かった!
・・・もとい。長い長い準備を経て、のどかさんとのデートに臨むことになった。
そして、ヘマは出来ない。イギリス紳士として。なにより、見張られているから。
「おっ、お、お、お待たせしました!おきゅ、遅れて申し訳ありません……。」
「いいえ、僕も今来たところですから。
あ……お洋服、とてもお似合いで可愛いですね。髪もいつもと違って。」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ