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少年は魔人になるようです
第55話 初日はデートと騒ぎで潰れるようです
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subSide 木乃香


「あーあ、逃げられてもうた。

『もしもーし、こちら木乃香。愁磨はんの居場所分かるかえ?』」

『了解しましたわ。索敵班、愁磨先生の位置は?』

『こちらα1。織原は今、龍宮神社で舞を舞っています。ふつくしい……。』

『木乃香さん、この人ついでにとっちめてくださいます?』

「『はいはい、了解したえ〜。』えーっと、神社神社………うっ、世界樹の反対側。」


流石に遠いなぁ。これは、追っとる間に他んとこ行ってまう。

えっと、隣は図書館島と・・・サバイバルゲーム?は、行ったて報告来とったな。

と言う事は、行くとしたら図書館島方面優先する筈や!


「絶対、諦めまへんでぇーー!!」


Side out
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Side ネギ


昼食後、小太郎君はノワールさん・アリアさん・エヴァンジェリンさんに連れ去られ、

超さんはハカセさんと茶々丸さんに連れ去られてしまい、

一人寂しく世界樹周辺を見回りをしていると、後ろから声をかけられました。


「ネ、ネネ、ネギせんせー。」

「ハイ?あ、のどかさん、ハルナさん、夕映さん。」


と、後ろには黒いローブに身を包んだいつもの三人組が。クラス展示の宣伝中みたいです。


「あ、あの、せんせー。この後、お暇でしょうか?」

「えーっと……見回りしているだけですので、忙しい訳じゃありませんよ。」

「YesYesYes!行け行けのどか!!」

「う、うん……!!」


ハルナさんに後を押され、緊張した様な、覚悟を決めた様子で前に出るのどかさん。

こ、これはまさか、噂に聞く・・・・!?


「わ、わ、私と!文化祭回りませんか!!」

「ハ、ハイ!!」


あ。

と思った時には時すでに遅く。数分後には、のどかさんと遊ぶ約束が決まっていたのでした。

………
……


二時間後。

偶然会った愁磨さんに事情を話し、洋服を着替えたり、弾幕を回避したり、

心構えを教えて貰ったり、斬撃を白羽取りしたり、殴られ蹴られ踏まれ吹っ飛ばされ――

ハッ!?今気付いたら、関係無い事の方が長かった!


・・・もとい。長い長い準備を経て、のどかさんとのデートに臨むことになった。

そして、ヘマは出来ない。イギリス紳士として。なにより、見張られているから。


「おっ、お、お、お待たせしました!おきゅ、遅れて申し訳ありません……。」

「いいえ、僕も今来たところですから。

あ……お洋服、とてもお似合いで可愛いですね。髪もいつもと違って。」

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