第54話 魔人と少年の一日は長いようです
[5/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
の一言から、
あの後もアレが続き、僕達の願いは届かなかった。――苛め・・・・・・もとい、戦闘結果。
「……………………………。」
「……………………………。」
「ふむ、やり過ぎたかのう?もう二回くらいなら行けるかと思ったのじゃが。」
「今日はもう終わりか。よし、お前らは8時間休んだ後、通常職務に戻れ。
俺は行ってくるから、後は頼んだぞ〜。」
「ハァ〜……転んだだけで来る子が絶えないから面倒なのよねぇ。シュウ、いっそ代わらない?」
ワイワイ言いながらダイオラマ球から出て行く愁磨さんとノワールさん。タ、タフすぎるよ・・・・・。
「う、グググ……。あ、アリカはん………軽く相手してくれや。このまま寝たら筋肉固まってまうわ。」
「ほう、流石じゃな小太郎。では行くぞ?
『魔法の射手 連弾・雷光の127矢』!」
ドドドドドドドドドドドドド!
僕が寝転がっていると、横で小太郎君がアリカさんと修行を再開した。
さっきまで一緒に転がってたのに・・・これが僕と小太郎君の差、か・・・?
「ま、け、られるかあああああああ!!」
「ぬぉ!?ね、ネギ。ええから寝てろって。付き合うこたないで。」
「ここまでやられたら、意地、だよ。アリカさん、僕もお願いします!!」
「ふ、ふ、ふ……、男の子じゃな。
"ベル・アル・ボルグ・アルガイズ 魔界の者666柱 集い来たりて彼を穿ち尽くせ!
『魔王の城槍 連弾・獄の鎚弩』"!」
「ちょ!?パワーアップし過ぎやr……うわわわわわわああああああああああああ!!」
「アリカさん?アリカさん!?ちょっと気合入れ過ぎだとおおおおおおおおおおおお!?」
僕は学んだ。負けても良いところがあるって。・・・寝てればよかった・・・・・・・・・・。
Side out
Side 愁磨
「しゅ、愁磨さん!!」
「ん……。ああ、刹那。どうした?」
見回りをしていると(今回は普通の仮装で)、後ろから刹那に呼ばれた。
妙にガチガチしてるし、今の時間はクラスの方に回ってる筈なんだが・・・。
「こ、こここここのちゃんが代わってくれまして!
それで、今は暇と言いますか何といいますか!?あの、あの、あぅあぅあぅ。」
「せ、刹那さん?一端落ちつけ、な?はい深呼吸!」
「すぅ〜〜……はぁぁ〜〜……すぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜………。
ハァ、ハァ。……コ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ