暁 〜小説投稿サイト〜
少年は魔人になるようです
第53話 少年は黒幕たちと遭遇するようです
[5/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
。」

「アハハ、めっちゃノリノリだよねー。」


あ、ああああ危ないですよ!?いや何かしら対策はしてるんでしょうけど!!

念のために障壁を「(張るなよ?蟠桃の加護受けらんなくなるぞ。)」え!?


「(しゅ、愁磨さん!いくら何でも街中でやっていいんですか!?

秘匿とか大丈夫なんですか!?)」

「(問題ない。俺達全域指導員にのみ効果が掛かる結界が張ってあると言ったろう。

俺らに限定しては、たとえ『雷の暴風』かまそうとも疑問に思われる事は無い。

それと………敵対者も、な。)」

「アハハ!それじゃあ行くわよ。『凍る大地(クリュスタリザティオー・テルストリス)』!『氷神の戦鎚(マレウス・アクィローニス)』!」

「……『我王砲』!!」


敵はいきなり、広範囲の地面を凍らせる『凍る大地(クリュスタリザティオー・テルストリス)』と、

巨大な氷塊を降らせる『氷神の戦鎚(マレウス・アクィローニス)』、虎の方はビームの様な咆哮を放つ。

ほ、本当に微塵も周りの人の事を考えてない!!


「フフフ、そんなんじゃ足りないよ?『包め』『融けよ』『弾け』!!」


と、それに愁磨さんは杖をクルクル回しながら、(多分)全く関係ない能力を使う。

『凍る大地』が広がるのを止め、『氷神の戦鎚』を蒸発させ、咆哮を上に反射させる。


「「なっ!?」」

「これで終わりだよ♪"来やれ、氷の竜王"――天相従臨。」


今度は太刀を出して氷の翼と鎧を纏うと・・・空が曇って、ゆ、雪が降って来た!!

天候も操れるのか、この人・・・!?


「『包め』『覆え』。やり過ぎたらごめんね?―――『氷天百華葬』!」

「ゆ、雪?バカね、私の攻撃方法を増やしてどうするのかしら!?」

「触らない方がいいって警告はしておくよ。じゃあね♪」

「待ちなさい!『"集え雪達 囲え旋風!旋て――な、キャアアアアアア!?」

「……これは。敵ながら美しい技である、と、評価しよう。」


雪が集められたと思ったら、一瞬にして大きな花になり、

どんどんゾフィとロキの体に咲いて行く。

天候を操っただけじゃなく、そこから任意の技を出すなんて・・・どんな魔法なんだ。


「あーあ、任務失敗しちゃいましたわ。結構良い額だったけれど、無理はいけないわね。」

「所詮、賞金首。文句は言えん。さらばだ、盲目の創造主よ。」

「盲目……?―――あ、コホン。この学園の平和は、私達にお任せです☆」(ギュピィーーン

「良いぞカワイ子ちゃーーーん!」

「いいぞ織原ー!ついでに俺の赤点取り消してくれーー!!」


しばらく歓声が収まらなかったけど、他の魔法
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ