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少年は魔人になるようです
第51話 前夜祭にキャストが揃うようです
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、カオス!」

verstehen wir(了解しました) Herr(我が主)

「コホン。

『翼の力を秘めし鍵よ 真の姿を我の前に示せ 契約のもと、我が命じる』"レリーーズ"!」


予想通りの人が来て、明らかに過剰な魔法を使用する。

だって、いつも着ているスーツが・・・魔法世界に居そうなファンシーなものに

変化していくんだから。


罹罹狩る(リリカル)真剣狩る(マジカル)!魔法少女☆アカたん、惨 状!!」(ギュピィィィン


杖・・・にしては機械的な杖をくるくる回し、

見ているだけで効果音が分かるくらいにポーズを決める。


「や、やべぇやべぇやべぇ!!散開!さんかあああああい!!」

「捕まるな!捕まってもゲロるな!」

「出たああああああああああああああああああああ!!

『|赤点魔法使い《デスペナルティ・マジシャン≫の織原』だああああああああああああ!?」

「アッハッハ、じゃあ十秒待って上げるねぇー♪じゅー、きゅー、8765432」

「「「「「「ぎゃあああああああああああああああああああああああああ!?」」」」」」


にしてもこの人ノリノリだなぁ・・・。て言うか、いいの?これ。魔法使いって言われてるよ?

別の意味ではあるんだけれど・・・。


「織原先生、ご苦労さまです。ではこいつらは引きとりますね。」

「あーい。ご苦労さまぁー。お?ネギせんせい、こんにちはぁーー☆」

「や、やめてください……。」

「なんだよ、そんなどん引きしなくても良いじゃんか。」


僕を見つけ、変身?を解く愁磨さん。そんな事言われてもなぁ。

見た目的には凄く似合ってるんだけど、僕としては違和感しか感じない訳で・・・。


「と言うか、良いんですか?そんな派手な魔法使って……。」

「ああ。俺達は全域指導だから、魔法使って堂々と転移でもしないと、

カバーしきれんからな。だから、ほら。麻帆良全域に隠蔽結界を更に張ってるんだ。」


そう言われてみると、確かに・・・。僕にすら多少の隠蔽が掛かってる気すらする。

あれ?と言う事は・・・。


「僕も使って大丈夫なんですか?」

「まさか。と言っても人を選別してる訳じゃなく、許可が下りてるやつにのみ、

効果が適用される結界だ。流石に全域結界を3日間張り続けるのは疲れるんでな。」


『どうせ許可は下りないし、節約だ』と言う愁磨さん。

確かに、そうだよね。許可を下せるのは学長会だけだろうし。


「っと、じゃあ俺はまた行ってくる。」

「あ、ハイ。気をつけて……?頑張ってください。」

「フッ。ああ、お前もな。折角初
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