暁 〜小説投稿サイト〜
茶番王 裏生徒会モンスターズmemkontento
そして現れる5体のモンスター
[4/6]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
た。
「僕のターン、ドロー。…メインフェイズまで、何かある?」
「無い」
「じゃあメインフェイズ。何かある?」
「…どうもこうにも、何も無い。…75か。成る程妙に語呂がいいわけだ」
どうやら峰年は勝負を諦めているようだ。
「…じゃあバトルフェイズ、『異次元隔離マシーン』で除外していない方の『クェーサー』で直接攻撃」
「何も無い」
峰年 LP6600→2600
「同じ『クェーサー』でもう一度直接攻撃」
「何も無い」
峰年 LP2600→−1400
「…盗浦先輩、どういうデッキにしたのですか?」
葉蓮は峰年を見た。
「なぁに…」
峰年は自分の伏せと手札を見せた。
「取り敢えず私は、勝利を諦めた」
峰年はそう言い切った。
「…」
「だから私は、出来るだけ仙翁のモンスターを除去しようとしたが…粉骨砕身損の疲労困憊儲けだまったく…」
「どんな風に除去するんですか?」
葉蓮は話を戻した。
「まず、『ラヴァゴ』を相手に送ろうとした」
溶岩魔神 ラヴァ・ゴーレム 星8 炎 悪魔 3000/2500
このカードは通常召喚できない。
相手フィールド上のモンスター2体をリリースし、手札から相手フィールド上に特殊召喚できる。
自分のスタンバイフェイズ毎に、自分は1000ポイントダメージを受ける。
このカードを特殊召喚するターン、自分は通常召喚できない。
「『ラヴァゴ』1体につき2体消えますね」
『ラヴァ・ゴーレム』が相手モンスターを2体リリースするのは効果ではなくコスト。『クェーサー』はそれを無効に出来ない。
更に、『クェーサー』はフィールドを離れた時に『シューティング・スター』を特殊召喚するが、これは離れた『時』にすることが『出来る』効果なので、コストにされる等でフィールドを離れた後になんらかの効果が発動した場合はその効果を発動することが出来ない。ちなみに、離れた『場合』にすることが『出来る』場合、コストにされようが効果を発動してもしなくてもよい。遊戯王において大事なのは、遊戯王語を理解することである。
話を戻してまとめると、『ラヴァ・ゴーレム』は『クェーサー』の天敵なのだ。
「だが私は採用しなかった」
「……」
「仙翁はきっとそれを見越して、『生け贄封じ』を伏せているだろう。そう思っていたら、『魔封じ』が来たので慌てて『魔封じ』を破壊しようとして、『トルネード』とサイクロン2枚を使うことにした。こうすればクェーサーの効果を使い切らせる。使い切ったら『ブラック・ホール』の餌食だ」
ブラック・ホール 通常魔法
フィールド上のモンスターをすべて破壊する。
「『クェーサー』の効果を1回温存し
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ