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茶番王 裏生徒会モンスターズmemkontento
そして現れる5体のモンスター
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賛同した。
 「じゃあ僕のターンは終わり。峰年君のターンだよ」
 仙翁は手で促した。


 仙翁の場には『クェーサー』3体と『ハルバード・キャノン』2体。伏せカードは4枚で手札は1枚。手札か伏せには『デーモン』でサーチした『ブレイク』がある筈。無ければ新手のマジックである。ルール介入型の。
 「私のターン、ドロー。さて、これからちゃんと処理するようにするか」
 峰年の手札は6枚。
 『クェーサー』は魔法、罠、モンスターの効果を、『ハルバード・キャノン』は召喚、反転召喚、特殊召喚を無効にして破壊する。
 つまり峰年は、魔法、罠、モンスター効果を3回防がれ、召喚、反転召喚、特殊召喚を2回封じられる。
 「ドローフェイズを終了していいか?」
 「うん」
 「スタンバイフェイズ。私は何も無い。何かあるか?」
 「じゃあ伏せカード、『魔封じの芳香』。効果発動、何かある?」

 魔封じの芳香 永続罠

 このカードがフィールド上に存在する限り、お互いに魔法カードはセットしなければ発動できず、セットしたプレイヤーから見て次の自分のターンが来るまで発動する事はできない。

 「…仙翁、私は、君が余裕をもって私のターンを迎えることを読んでいた!魔封じにチェーンして、速攻魔法、『トルネード』。そのカードを破壊してもらう」

 トルネード 速攻魔法

 相手の魔法&罠カードゾーンにカードが3枚以上存在する場合に発動できる。
 相手の魔法&罠カードゾーンのカード1枚を選択して破壊する。

 「『トルネード』の発動にチェーンして、ライフを半分払ってカウンター罠、『神の宣告』。何かある?」

仙翁 LP 6500→3250

 神の宣告 カウンター罠

 ライフポイントを半分払って発動できる。
 魔法・罠カードの発動、モンスターの召喚・反転召 喚・特殊召喚のどれか1つを無効にし破壊する。

 「何も無い」
 結局、仙翁の『魔封じの芳香』は発動した。
 「スタンバイフェイズ、まだ何かあるか?」
 「…伏せカード、『生け贄封じの仮面』。効果発動、何かある?」

 生け贄封じの仮面 永続罠

 このカードがフィールド上に存在する限り、お互いのプレイヤーはカードをリリースできない。

 「…何も無い。まだ何かあるか?」
 仙翁の残り1枚の伏せカードは未だに発動していない。
 「何も無いよ」
 「ならばメインフェイズ。カードを伏せる。何かあるか?」
 「好きなだけ伏せていいよ」
 「ならば2枚伏せる。エンドフェイズにいっていいか?」
 「いいよ」
 「エンドフェイズ。何か効果発動あるか?」
 「無いよ」
 結局、仙翁のあと1枚の伏せは分からない。
 「では君のターンだ」
 峰年は手で促し
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