第50話 弟子試験と学園祭(準備)と超の計画が始まるようです
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じゃないのに……。
Side out
―――――――――――――――――――――――――――――
「おお、やっと来たアルか。」
「仕事だよ。……で、こんな時間に何の用だ?
愛の告白ってんなら間に合ってるけど考えんでも――――」
見回りが終わり、俺は放課後超に呼び出された屋上に来ていた。
いつもの調子なので、まさか告白だなんて思っちゃいないが。
「久しぶりアル、"創造主"殿。」
「――――これは少々斜め上の用事だったな。」
接触して来るにしても、もう少し後だと踏んでいたから焦った。
だが・・・何故こいつが俺を"創造主"と呼べる?
「思ったヨりも驚かないのネ。」
「伊達に長く生きてないさ。で?まさか俺をからかう為だけに呼んだ訳じゃないだろう?」
「クフフ、隠さないでもいいアルよ。どうせ知っていたのだろウ。
単刀直入に聞くネ。―――我々の邪魔をする気があるか否カ。それだけを聞きたいネ。」
『どうせ知っていた』・・・、ね。未来でも相当高く評価されてる様で安心したよ。
質問と言う割には過剰な魔力を俺にぶつけて来る超。さてさて、どう答えたら良いものやら。
「邪魔をする気満々……と言ったらどうする気だ?」
「こうするネ。」(パチンッ
ザザッ!
「申し訳ありません、愁磨さん。超 鈴音の命には逆らえませんので。」
「私達には何の遺恨もありませんがね。」
「茶々丸と、妹さん達か。ずいぶん見縊られたモンだな。」
茶々丸と妹4人に囲まれる。邪魔をするなら今ここで――と言うつもりなのか?
だが、茶々丸が何千体居ようとも俺には勝てんぞ、超よ。
「フッフッフ、これで十分ネ。何故ならあなたは……茶々丸を攻撃できないネ!!」
「何を言うかと思えば……。動けなくする事くらいは訳ないぞ?」
「果たしてそうかナ?やれ、茶々丸!!」
「ハイ、超。」
「おい、マジか!?やめとけって――――」
と、後ろを振り向いたとこ、ろ・・・・・・。
「しゅ、愁磨、さん……。や、やさしく、してください……///」
「ガッフゥ!?」
上着を半脱ぎにして頬を染めている茶々丸が。
ひ、卑劣な・・・・・!!確かにこれは攻撃出来ない!!
俺はロボットの関節にでも萌えられる程度の能力を持っているんだぞ!!
ガッ
「む、しまった!?」
「………。」
「………。」
茶々丸に見とれていたら妹達に腕を掴まれてしまった。2人ずつは流石に重い・・・!!
「ちぃ!離せ―――」
「わ、私の事……。嫌いなの?おにいちゃ
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