第50話 弟子試験と学園祭(準備)と超の計画が始まるようです
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―――――――回想終了
「だから、魔法の修行もしないとって思ったんです。
瀬流彦先生と神多羅木先生の修行とは別に、こう……応用って言うか凄いのを!」
「ふぅむ……。瀬流彦君の防御魔法は『戦闘の為の協奏曲』で事足りるし、
神多羅木君の高速戦闘魔法は、ほぼ覚えてしまったからのう。
もう少し先の事も、とは思っておるのじゃが……。」
そこで学園長先生は顔を伏せ、うんうん唸りだした。
もしかして、まだ実力が足りないとか思われてるのかなぁ?確かに実戦経験は少ないけ――
バッ!
「実はのう!!」
「うわぁ!?あ、はい。」
「うむ、実はのう?この学園で君に魔法を教えられる人間は4人しかおらんのじゃ。」
4人・・・?つまり、僕より魔法戦で強くて詳しい人が4人しかいない・・・・
ま、まさか。あの4人、なの!?
「も、もしかしてあの人達ですか?」
「うむ、あいつらなのじゃ。愁磨殿、ノワール殿、アリカ殿。そして、エヴァンジェリンじゃ。」
「そ、そんなあああああああああああああああ!?」
Side out
Side 愁磨
「弟子?」
「は、はい!学園長先生が、僕に魔法を教えられるのは愁磨さん達しかいないって。
ですから、お願いします!!」
土下座せんばかりの勢いで頭を下げるネギ。
・・・確かに、この学園でネギに魔法を教えるのは無理だわな。
そもそも魔法学園を名乗っているのに、そのトップがトップだ。
曰く、東方に『四拳王』あり。曰く、"修羅"、"釈迦"、"金剛"、"閻魔"。
之に付き従う『四天王』あり。曰く―――なんだっけ。
by空手部の伝説。
要約すると、麻帆良の長は魔法を掻き消すほどの拳撃を使うジジイ4人とその四天王4×4の、
合計20人で構成されており・・・・・魔法を一切使えんのだ。
「まぁ、弟子くらいいいけどな。暇だし。」
「ほ、ホントですか!?あり「だが断るッッ!!」
え、えぇぇぇぇええ!?そんなあ!!」
だってもう弟子いるし?一人も二人も変わらないけど、格闘と呪術のと、
魔法の修行レシピ考えるの面倒だし――って、丁度いいのがあったか。
「じゃあこうしよう。一か月半後の文化祭、そこで行われる麻帆良武闘祭に、
俺の弟子を出す。そいつに勝てば弟子にしてやろう。」
「ほ、ホントですか!?それはホントですね!!」
「ああ、約束しよう。」
こうしちゃいられない早速修行だ!と家を飛び出して行ったネギ。
相手も分からんで大会で勝ち続ける、か。バカだなぁ。
「聞いても教えんがなぁ!アッハ
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