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『アルヴヘイム・オンラインへようこそ』
私は、無機質な合成ボイスにむかえられる。
『キャラクターネームと性別を設定してください』
私は迷わず、キリアと打ち込み、女性を選択する。
『次に、種族を選んでください』
九種族の中から一種か…
難しいな…
インプかスプリガンかな…
迷いに迷った末の結果。
『幸運を祈ります』
スプリガンだ。
***
私なんか悪いことしちゃった?ねぇしちゃったの?
スプリガン・キリア
ただいま高速自由落下中。
まだ飛べないんだけど!
何の説明も受けて無いんですけどッ!!
「きゃあああああ!!」
その後私は、腰から着地することになる。
ズドンっと鈍い音を立て、私の上に誰かが落下してきた。
「な…ど、どいてよ」
「あ ゴメン」
落ちてきたのは、スプリガンらしき少年。
マンガの主人公に居そうなやんちゃな風貌をしている。
ん?
この人…
誰かに似てると思ったら…
「お兄ちゃんじゃん」
彼は間違いなく、兄だった。
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