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学園黙示録 終末と武器商人
高茂の正体
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にしたものです。わざわざ関わりを持つようなことは避けてたんでね」

冴「そうか。なら、私たちは本来の高茂君を見ることができたということだな」

北「あっそれは私も思いました。」

静「私も〜」

高「は?え?」

高「皆にばれてるのよ。私もそう思ってたわ。礼儀が正しすぎると思ってね。まぁ、武器商人っていうのは驚いたわ。」

平「良いじゃないですか!武器商人!かっこいいじゃないですか!高城さん!」

沙「うっさい!あんたはだまってろ!でぶちん!」

平「そ、そんな〜」

高「どういうことだってばよ」

冴「君みたいな優男があんな俊敏に戦闘をできるはずもない。ましてや今までの行動からは武器商人らしからぬ行動だったがね。私は惹かれていたのかもしれない。高茂君は信頼できるからな。」

北「武器商人には驚きましたが、私は助けてもらいました。その事だけでも十分に違います。高茂さんは悪い人じゃないんだって」

沙「そうよ。私も助けてもらった身だし。その事に関してとやかく言うつもりはないわ。まぁ、だまされたって言うのが本音だけど。信頼してるってわけ」

平「高茂がどんな風だって俺は友達だと思ってるし!」

静「高茂君は良い子じゃない。先生は信頼してるわ」

高「み、みんな・・・・・・」

初めて言われたのか高茂の目からは涙が出ていた。そっと、琴魅がハンカチを差し出す

北「私は高茂さんがどんな人であろうと付いていきます。高茂さんのそばに居たいんです。これは私自身の意思です。」

高「ありがとう・・・・・すまなかった。騙してしまって、だが、俺も約束する。必ず皆をこの地獄から守ってみせると。」

沙「なら、決まりね。高茂はこのチームの仲間なんだから。外すことは許さないわ。にしても勢いで飛び出しちゃったけど、ここってどこら辺なの?」

平「確か、この先には御別橋がありますよ。」

冴「小室君達とも合流を果たしたいが何処に居るのか分からないしな。このままでは日が暮れてしまう」

とりあえずは御別橋に向かうことにした高茂達だった
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