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IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
予期された脅威 後編
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放電(ヴァーリー)!!』
パンチの要領で電撃は箒のいる放送席に放たれる。その攻撃を見た箒は動けなくなってしまう。例え動けたとしても放電を避ける事など出来ないが、放送席に当たる寸前、電撃は何かと激突して消え去ってしまう。
『・・・?ああなるほど、彼女のせいですか』
ジュラングの視線の先には両手剣を持って、周囲のGTロボの残骸の山を作っていたアリトだった。
「ジュラング、貴方の好きにはさせませんよ。正直、あの少女の行動は自ら危険な事をしただけの事。彼女の自業自得ともいえますが貴方の思い通りになると個人的に不快なので邪魔させていただきました」
『やれやれ、正義の味方ではなく現実的な考えは私の好みですが、それで良いのですかね』
「良いんですよ、彼女は一度自分がどれ程愚かな馬鹿な行為をしたと自覚した方が良い。一夏様、お手伝いは要りますか?」
「いや十分だ。それよりあの馬鹿をどけてくれ、これ以上やられたら戦闘の邪魔だ」
「了解しました、仰せのままに」
そう言ってアリトはアリーナから出て行って放送席に向かう。
『さてと、決着をつけますか?』
「そうだな、もう少し遊びたい気もするがそろそろ終わらせるか」
お互いに距離を取ると、互いにある構えを始めた。
ジュラングは両手を合わせ、少し離すとそこへ電撃を集めて巨大な雷撃の塊を作り出す。
一夏は両手を拳を作って胸の前でぶつけ、右腕に巨大な炎の塊を纏わせる。
『食らうが良い!神の雷撃!』「ブレイズム!!バルガァァァア!!!」
巨大な雷撃、膨大な熱少量が同時に射出されぶつかり合う。ぶつかり合いながら電撃と炎は巨大化していく。互いのエネルギーが干渉しあって、危険な状態になっていく。、がここで一夏が動いた。ブレイズムバルガーを放ちながら全身、全身にブレイズムバルガーを鎧として纏いながら雷撃に突っ込んでいく。雷撃と炎は激しく交錯し、遂には一夏の背後で大爆発を起こす
。一夏はその爆発を利用して一気に突進する。
『なにぃ!!?』
「もらったぁ!!ブレイズスラッシュ!!」
一夏の手は炎を纏って巨大化し、そのままジュラングの喉元に炸裂し、そのまま斜めに切り裂き身体を切り裂いた。
『ぐわぁぁあああ!!!・・・ここまでですか・・・残念です』
そういい残したジュラングの言葉はGTロボの爆発とともに消え去った。一夏は背後で起きるGTロボの爆発を受けながら、これから起きるであろうGTロボ、美食會との戦いのことを考えていた。
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