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IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
予期された脅威 後編
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腕を掴んで引き離そうとするがジュラングは離れようとしない。そこで一夏は身体を丸め、その勢いを利用してジュラングを投げ飛ばす。が、ジュラングはそのままくるくると回転して綺麗に着地する。

『まだまだですよ炎覇龍!!』

ジュラングはGTロボの手を丸くすると、そこから実剣が飛び出しそれを握る。が刃の部分は怪しくオレンジ色に光っている。それを見た一夏自らも手に炎を集中させて、炎を収束させた炎の刃を作り出す。

「おもしれぇ!かかってしやがれ!!」

ジュラングは軽快な走りで一夏に接近し剣で斬りかかる。それを身体を引いて回避して炎剣で一閃する。それをジャンプして華麗に避けるジュラング、今度は上段から振り下ろす二人。剣は強い音と光を発生させながらお互いを斬り合う。下段、中段と斬り合うとお互いにバックステップをし距離を取る。そしてジュラングが再び突進の勢いで突きを繰り出す。それを軽くいなした一夏は一気に距離を詰めてジュラングの頭を狙う。がジュラングもそれを呼んでいたのか剣を縦にしてそれを受け止め、両者は一気に近寄ってつばぜり合いを始める。

『剣の腕も中々ですねぇ!』
「黙って戦いができねぇのかお前は!!」
『出来ますけどやるからには話してやったの方が楽しいじゃないですか、会話しないと寂しくて死んじゃうんですよ私』
「お前は兎か付き合いたての彼女か!!」

そして強い力を込めるとお互いの剣が砕け散り、互いの身体に突き刺さっていく。

「ぐっ!!」『むぅ!!』

一夏には炎の剣の欠片が、ジュラングには実剣の破片が突き刺さるが。ジュラングはそのまま破片を放置。元々ジュラングの身体はGTロボ、ロボの身体なのに破片が刺さってもさほど問題など無い。が一夏は素早く炎を取り込み破片を消した。一夏の剣の破片は砕けても相手を焼きつくと言うものだからだ。自分は焼き付かされないが、ダメージの回避はしておくに越した事はない。

『むぅ・・・このままでは負けてしまいそうです。仕方ありません、この新型は犠牲する覚悟で挑みましょう。リミッター解除、フルスペックで戦わせて頂きます』

その言葉の次の瞬間、ジュラングのGTロボの雰囲気が変った。ぼんやりとしていたイメージがハッキリするようにジュラングがこの場にいるように感じられる。

「なるほど・・・それが新型の性能か、お前ほどの実力者の実力を100%伝える事が出来るとは技術がだいぶ向上したなおい」
『お褒めに頂感謝しますよ炎覇龍。所で、私たちのお仲間になる気はまだありませんか?料理人ランキング64位という実力もありますし、ボスもお喜びになると思いm「くどい!!」・・・残念ですねぇ・・・では力づくにでもお連れしましょう!!』

といってジュラングはダッシュするがそのスピードが以上に上昇しているのだ。
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