第48話 二戦 あるいは三戦のようです
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いつが復活しても、兆に一つも勝ち目は無い。
さらにエヴァには新装備も持たせた。過剰戦力もいいところだろう。
「ああ、楽しみだなぁ。むしろ復活してくれないかなぁ。」
「そう言えば、明日菜君の姿が見えないようだが?いつもこういう事に行く時はネギ君と一緒の筈だろう?」
「ん……?ホントだ、いねぇ。」
改めて映像を見ると、確かに明日菜の姿が見えなかった。
珍しい・・・?いや、そういう事ではない。あいつは絶対について行く筈だ。
「愁磨、祭壇じゃ。これは……少々危ないのではないか?」
「フェイト……?何やってやがる、あいつ。」
アリカに指され祭壇を見ると、フェイトと着物着崩した姉ちゃんが。
さらに、祭壇に横たわった明日菜が居た。―――事と次第によっちゃ、出ることになりそうだな。
Side out
――20分前、浴場
Side 刹那
「っぷはぁーー!今日は変な汗かいたから生き返るわーー。
にしても広いお風呂よねー。お屋敷も広くてびっくりしたけどさ。」
「(ああ、愁磨さんを尾行していたのでしたね……。)
一応ここは観光名所にもなっていますから。厳重な調査をして合格しないと入れませんが。」
過去、二回それをしないで入って来た人がいましたが。
・・・私とこのちゃんの誕生日をこっそり祝いに来た、愁磨さんとナギさんを筆頭にした人達ですが。
「ふーん、そんな所にタダで入れるなんて。愁磨先生と一緒に来て得だったわねー♪
……そういえばさ。どうなの?木乃香と桜咲さん……いや、刹那さんって。
幼馴染で好きな人も一緒でさ。その……こう、なんてゆーか。ドロドロなったりしないの?」
「ふぇえ!?あ、いや、その!〜〜〜〜///
相手がしゅ、愁磨さんですから。そういう事にはなっていません。」
・・・そう言えば、家に居てドロドロな雰囲気になっている所を見たことが無い。
「やっぱり、そうですね。みんな愁磨さんの事もみんなの事も好きですから。
そういう事にはならないですし、したくないんです。」
「………うん、見てるだけで分かるもん。
でも、ナンパなのはダメよねー!やっぱり男の人は硬派っぽくて渋くなくちゃ!」
あ、相変わらずおじさんが好きなんですね。と言うか、この手の話題は苦手なのですが。
「の、のぼせてしまいそうなのでお先に失礼しますね。」
「あーーい。私はもうちょっと入ってるわ〜。」
ひらひらと手を振る明日菜さんを残し、脱衣所に出る。
・・・そう。みんながみんなの事を本当に好きなんだ。だから分かってしまうのだ。
愁磨さんの"そ
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