暁 〜小説投稿サイト〜
少年は魔人になるようです
第48話 二戦 あるいは三戦のようです
[6/9]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
と、ノワールさんとエヴァさんが話しているうちにどんどん料理が運ばれてくる。

・・・この人達、意外と人の事気にしないよね。

いや、京都料理って一回食べてみたかったからいいんだけどさ・・・・。


「「「「「いただきまーーーす!」」」」」」

「いただきまー・・・す。」

「い、いただきます。」


・・・うん、美味しい。

Side out

―――――――――――――――――――――――――――――
subSide フェイト


「で?なんのつもりや新入りはん。

ネギとか言う子始末しろ言われとったのに見逃して。親書渡ってしもたやないか!」

「………別に、気にする事じゃないよ。

結局はタカ派の人達と英雄が相容れなければ東との不和は続くんだ。

それに、ネギ君が計画の邪魔を出来ると思っているのかい?」

「……無理やろな。小太郎はんだけでも時間稼ぎは十分やし、ましてあんたもおるんや。」


そう。ネギ君は脅威足り得ない。少なくとも、今は。

問題は英雄がほぼ全盛期だと言う事と・・・愁磨一行だ。


「……………全く、困った人だよ。」

「ん?なにか言うたか?」

「なんでもないよ。食事中だから気も緩んでるだろうし、今のうちに始めてしまおう。」

「せやな。小太郎はん、頼みましたで。」

「まっかせとけ!あんなガキちょろいモンや!!」


・・・一応、侮らないようにと言ってはいるんだけれど・・・。どうにもこの子だけだと不安だね。

ぼくも準備をしておこうかな。


Side out
―――――――――――――――――――――――――――――

Side 愁磨


「詠春様。」

「どうした。」


夕飯も食べ終わり、酒飲みしか残っていない広間に巫女さんが駆け込んできて

詠春になにか耳打ちをしている。・・・聞こえるんだけどな、耳澄ませば。


「……またか。」

「はい……。どういたしますか?」

「どうするもこうするも、行くしかないでしょう。あれの相手は私でないと――」

「まぁ待てって、詠春。古株は黙って見てようぜ。」

「……何を言っているのか、イマイチ理解できないんだが……?」

「な、何言ってんだてめぇ!アニキがどうなっても良いってのか!」

「ちょっとは黙ってろ、畜生以下の淫獣が。」


使い魔を祭壇と道中へ飛ばし、スクリーンで映像を出す。そこには既に―――


「ネ、ネギ君!?刹那君まで!」

「あと、真名とアリアを後陣として追わせてる。保護者は刀子とエヴァでな。」

「……お前、まさか……?」

「そうよ、そのまさかよ〜。」


これでもしもあ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ