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少年は魔人になるようです
第48話 二戦 あるいは三戦のようです
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っ、こんの……!!ぶっ飛ばすぞ!!」

「うはははは!今ならお前に勝てそうだよ!」

「言ったなコラァ!?≪禁忌ヲ犯シタ救世主(アーヴォ・ガジ・エッティアス・メシア)≫!!」

「っちょ、待て!?それはいくら何でも反則だろ!!」


ホント・・・この人って不思議。

Side out


Side ネギ

「「「「「「「いらっしゃいませ、ネギ・スプリングフィールド様。」」」」」」」

「「……………へ?」」


フェイトとの対話の後、参道を5分くらい歩いたら本山についた。

で、門を開けたら巫女さんがずらっとお出迎え・・・・・・どうなってるの?


「ささ、こちらへどうぞ。ここは危険ですので……。」

「え、ま、待ってください!!危険ってどういう――」


「食らえ愁磨ァァァーーー!『雷帝剣』!!」

「食らうかよ詠春ーーーー!『炎帝剣』!!」

ズカアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!


「………何をしているんですか?あの人達は。」

「ええと……食前の運動だそうです。曰く、『腹を空かせた方が飯が美味い』との事です。

ですがあの通りの方達ですので、奥義の応酬でなければ運動にならないのです。」


なんでいるの愁磨さあああああああああああああああん!?いや、不思議な事でも無いけれど・・・。

木乃香さんのお家だし、と言う事は家の人とも知り合いだろうし。

あ、と言う事はあそこで戦ってる人が詠春さんかな。

でも無理だよねあの中に行くって死んじゃうよね?そうだよねうん。


「……どこで待てばいいでしょうか………。」

「こ、こちらへどうぞ……。」


はぁ・・・こういうのを茶番って言うのかなぁ?

………
……


「よ、よく来てくれたね。ネギ・スプリングフィールド君。使いの命、よく果たしてくれた。」

「あの醜態見せといて取り繕う必要がどこにあるんだよ。適当で良いじゃんか、適当で。」


それから一時間弱。庭を壊滅させて、お母さんに怒られて、愁磨さんが全部直して。

その間にノワールさん達も来て、親書を渡して一応東西の仲を約束した。

でも結局、関西の方でまとまらないと意味無いよね・・・。


「ささ、ちょうどいい時間ですし夕飯にしましょう。」

「あ、すいません。僕達は修学旅行中ですし、旅館に戻らないと。」

「それなら大丈夫よ?新田先生に今日はここに泊るって言っておいたから。

木乃香の里帰りに親と一緒に居させてあげてください!ってね。ウフフ……。」

「保護者同伴どころか関係無いのもいるがな……。新田も甘くなったものだ。」



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