第28話 バトルってのは何でもかんでもド派手にやれば良いってもんじゃない。空気を読んで節度を守って正しくルールに乗っ取ってやりましょう
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達が標的を見失った時には既に遅かった。
ミサイル同士が互いにぶつかり合い爆発を起こす。其処へ更に別のミサイルが激突し爆発。更にその後へと言うのが幾重にも続く連鎖爆発が起こった。
そんな事など一切気にする事なくアースラロボは時の庭園目掛けて突っ込んだ。
光の翼を背に乗せて、両の拳を突き出しそのまま真っ直ぐ、何の迷いもなく時の庭園へと突っ込んだのだ。
周囲を纏っていた結界はガラス細工の如く粉々に砕け散り。アースラロボの巨体は時の庭園に密着する形でその機能を停止した。
無論、停止したのはアースラロボだけじゃない。時の庭園の迎撃システムもそれの影響でやられたらしく、一発もミサイルが発射されない。
絶好の機会だった。この機を逃せばもう突入する手立ては失われる。
「や、やりましたよ銀さん! とりつけました!」
「そ、そう……よくやったよぉ……流石は、ぱっつぁんだねぇ」
新八の目の前に映るは、散々シェイクされボロ雑巾の様になっていた仲間達の姿であった。
その光景を見た新八は一瞬物凄い気不味さに支配された。
そして、一言、皆に向かいこう言ったのである。
「何か、すみませんでした……調子に乗っちゃって」
と……。
つづく
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