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魔法少女リリカルなのは ―転生した者たちの闘い―
本編
第8話 次元震前編
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ルシードは倒れた


「作戦成功!後は任せたよなのは」

「分かったの」


いつの間にかバリアジャケットを纏ったなのはが動物に向かって魔法を放ち、ジュエルシードを封印し、その瞬間に結界は消え、犬とジュエルシードが地面に倒れていた。


「そういえば、何で石を投げてたの?」

「あれか?あれは犬の神経を一時的に麻痺させるために投げてたんだよ」

「でも、当たってなかったよ?」

「掠めただけだよ」

「それで、ああなったの?」

「ああ」


なのはがジュエルシードをレイジングハートに取り込んで、バリアジャケットを解き、制服の姿になる。なのはと二人で塾の近くまで行き別れ、ジュエルシード探しを始める











―――海―――


龍次は海に来ていた


『気持ちいいな、ここは』

『そうみたいですね、ですが、何故ここに来たのですか?』

『そろそろ本格的に動いた方がいいかなって思ってな』

『本格的ですか?』

『ああ、今までは裏だったけど、ジュエルシードを集めておいた方が得かなって思って』

『そうですね、でも何でいきなりそのような事を?』

『なのはの話を聞いて、そう思ったんだよ。人もいないし、今のうちにジュエルシードを封印しに行くか』

『そうですね』


結界を張り、バリアジャケットを纏って、海の上空に向かい、ジュエルシードを強制発動させる。
すると、海の中から6つの水の竜巻が上がり、暴れる


『それじゃあ、すぐに封印するとするか』

『了解!!』


双剣を近づけて、二つを一つにすると、双剣が一つの大剣となり、構えた


「ジュエルシードシリアルY、Z、[、?、XV、XV封印!!」

『ライト&ダークブレイカ―!!』


大剣を振ると白と黒の光が6つの竜巻を飲み込む。その後、光が消えた後にはジュエルシードが6つ浮いている状態になり、獲りに行き、ウィンの中に取り込む


「あ〜、疲れた。これで7個。フェイトが3個、なのはが4個、俺が7個で、残りが8個か」

「そうですね、残りは明日探しに行きましょう」

「だな、帰ろっか」


地上に行き、バリアジャケットを解き、家に帰る








―――翌日―――


今日は学校が休みで、士郎さんの所には行かなくていい日だ。けど、フェイトが街の中にジュエルシードの反応が有ると言ってたから、フェイトの部屋に向かい、チャイムを鳴らした。


「ハーイ、今開けまーす」


玄関の扉が開き、フェイトが出てきた


「来たよ」

「上がって」


フェイトに続いて部屋に入る



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