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魔法少女リリカルなのは ―転生した者たちの闘い―
本編
第8話 次元震前編
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―――放課後―――
今日はどうしてかは分からないが、なのはとアリサが喧嘩をしたみたいで、俺はなのはと二人で帰っている。まあ、原因は分かっているのだが


「なのはが何を隠してるか教えてくれないか?誰にも言わないから」

「でも・・・」

「教えてくれれば、協力するよ」

「う、うん、わかったの」


なのはは今までに起こったことを全て教えてくれたけど、解決策が浮かばなかったが、適当に誤魔化すことにした


「龍次お兄ちゃんは驚かないの?」

「ああ、普通なら驚くけど、なのはが嘘言ってないことは分かるし、アリサとすずかには言えないよな?」

「そうなの、どうすればいいかな?」

「この件に関しては誤魔化さないといけないし、別の言い訳を考えないか?」

「嘘は言いたくないの」


公園に向ける道に入る

「だよな?一体どうすれ『ジュエルシードの反応を確認しました』んだ?」

「!?」


なのはもジュエルシードの反応を確認したみたいだが、ここから10メートル以内みたいだ


「龍次お兄ちゃんはここで待ってて」

「いや、無理みたいだ、前を見てみろ」


なのはが前を向くと、そこには2メートルぐらいの大きな犬らしき動物がこちらを見ていた


「ふぇ!嘘!ここでは起こしたくないし、え〜っと」

『ウィン、結界張って』

『了解しました、マスター』


なのはが混乱しているところに結界が張られる


「ふぇ〜!?今度は何で結界まで張られてるの?!」

「誰かがやったんじゃないの?」

「そうなの?って何で龍次お兄ちゃんが結界内に居るの?!」

「さ〜?俺には分からないよ?」

張ったのは俺のデバイスだし、前々から知ってたから別に平気だけど

「ガルルルル〜」

なのはと話していると、動物が唸りだし、接近してきたのを、自分から神速を使ってジュエルシードの目の前に行き、下から蹴り、動物を前方に蹴り飛ばすと、空中で体制を戻し、着地する


「予想以上に凄いな。けど!!」


地面に落ちてた遺志を5個ほど持ち、ジュエルシードのこめかみに向かって投げるが、右にかわされた


「結構本気で投げたのにあっさりかわされたな」

「私がやるから龍次お兄ちゃんは見てて」

「いや、もう少しだけやらせてくれ。今持ってる石4つ投げるまでは」

「分かったの、でも無茶はしないでなの」

「分かってるよ」

あのジュエルシードが空中に飛んでくれれば良いが


石1つを左手に乗せ、残り3つの石を指の間にはさみ、ジュエルシードに向かって投げるが、予想通りに空中に飛んだところを左手に持っていた石を投げ、こめかみをかすめ、ジュエ
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