暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
本編
第17話「迷子の迷子の○○ちゃん。貴女の行先どこですか?」
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ちゃんと言いなおして!!!』
和輝
『フム…………。どうやら彼女は初めて訪れる土地に大変心躍らせ、その好奇心や冒険心を抑えられずに雄叫びをあげて横道へと飛び出し、猫のようにあっちへほいほい、こっちへほいほいと気まぐれに歩き回った結果、非常に不本意ながら現在地がわからなくなってしまい――』
鈴音
『ぁぁぁぁぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!??? やめて、本当にあたしが悪かったからもうやめてぇえええ!!!! あたしのLPは0なのよっ!!!!』
和輝
『――自力で帰れるところをたまたま通りかかった俺の余計なお節介でこちらまで案内させて頂いた次第です』
受付嬢
『ブフッ、クッ…、それじゃあ、こねk―凰さん、こ、こちらにサイン、ぶはっw、を、おねがいしまs …www』
鈴音
『殺せ!! いっその事殺してぇぇぇえええっ!!』
和輝
『それでは俺はこれで失礼しいします』
受付嬢
『はい。ふぁn―迷子の子猫ちゃんはこちらにお任せて♪ ブフッ…ww』
鈴音
『ちょっと!? なんでわざわざ言い直したのよっ!? あといつまで笑ってんの!!』
和輝
『………(スタスタスタッ』
鈴音
『って何であんた何も言わずに立ち去ってるのよ!! せめて何か言ってよ!! コラー!!!』
受付嬢
『では、
凰鈴音さん
(
迷子の子猫ちゃん
)
。こちらの番号が貴女の部屋になります』
鈴音
『いい加減にしろーーー!!!!!!』
―――
――
―
鈴音
「な、なんでもないわ///」
一夏
「は? いや、さっき…」
鈴音
「なんでもないの!! いいから忘れなさい!!!」
一夏
「…なんなんだよ」
因みに、この話は昨日の夕食時に男子寮にいたメンバーのほぼ全員がその話を聞いており、大爆笑してたりする。
鈴音
「さあ、謝んなさいよ!!」
一夏
「おい鈴、先輩に対してその口の利き方はないだろ…」
ケイン
「と、言われてもな…」
鏡也
「というかだ、IS学園の生徒手帳には道に迷った時用に簡易マップや発信器がついてるんだから、最初からそれを使えばいいだろう」
一夏
「え? そんなのついてるんですか?」
鏡也
「ああ、入学してすぐのやつらは大体道に迷うからな。あと、学生証をモニター付近の機械に翳せば、機密区域を除いた詳細な地図が表示できるし、ナビゲーションで教えてくれる。それにPCルームの端末とかも学生証や専用のカードを差し込み口に入れないと使用できないようになってるぞ」
一夏
「そ、そうだったのか、全然知らなかった」
鏡也
「一応、学校の見取り図や施設なんかは学外には機密になってるからな。無くしたりしたら最悪退学処分になるんだよ」
一夏
「げっ!?」
マジかよ、一昨日どこに置いたか忘れて危う
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