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学園黙示録のシリアスブレイカー
水は凄い(迫真)
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られるはずだぞ」

まあ俺運転できないけどwww

「そう!」

キラキラした目で俺を見てくる宮本。
ちょwww言いだしづらいwww














沙耶はすでに化け物の体質についても推理できていた。
化け物どもには五感がほとんどかけており、聴覚だけ優れているということ。

痛覚もないので、痛みで怯むことはないということだ。
そして彼女は今、最大のピンチに遭遇していた。

「きゃぁぁぁぁぁっ!!」

目の前にいて、今にも自分に襲い掛かりそうな化け物。
知能なら彼女自身が言う通り天才なのだが、戦闘能力は皆無に等しい。

戦闘力として頼りになるコータも一緒だが、彼が戦闘力を発揮するのは銃器類を所持しているときのみ。
即席の改造ネイルガンも銃弾が尽きてしまい、戦えないのだ。

「(誰か……っ!)」

地面にへたり込み、キュッと目を瞑る沙耶。
そして化け物が今にも襲い掛からんとした時。

「四番、ピッチャー、長谷川君www」

シリアスな展開に合わないおちゃらけた声が聞こえた。
スッと目を開けると、化け物の後ろにまるで野球の打者が今にもバットを振りぬくような構えを見せていた。

「長谷川っ!」

思わず声を出して歓喜してしまう。
助けに来てくれたのだ。自分は自分のことしか考えずに行動したのに、こいつは助けに来てくれたのだ。

天才の豊かな胸の内で、暖かい気持ちが灯る。
まあずっと灯っていたのだが、さらに火の勢いが強くなったのだ。

……が、それは一気に冷めることとなった。

「ホームラン!!」

ブン!と勢いよく金砕棒を振りぬく馬鹿。
打ったボールが前に飛ぶように、当然砕かれた頭から飛び出した血しぶきが前に飛び……。

「…………」
「さ、サーセン……」

目の前には、大怪我をしたとしか思えないほど血だらけになった沙耶が無言で立っている。
流石の変態もふざけることができず、ちょっと身体が震えている。

「こぉんのぉ……クソ教師がぁっ!!」
「くぁwせdrftgyふじこlp」

生き残っていた面々が沙耶の悲鳴を聞いて駆け付けたころには、血だらけのグラマラスな美少女の近くで泡吹いて股間を抑えているバカ教師の姿があった。














職員室に入った俺たちは、扉の前にバリケードを作って化け物どもの侵入を防いだ。
え?俺?

俺は股間のダメージが大きくて待機だよ。(ぎょく)が潰れたかと思った。

「ところで先生。えらくスリットの入ったスカートを穿いているんですね。紫色の紐が見えてますよwww」
「ひ、紐じゃないですよ!?」

どちらにしてもパンツです本当にあ
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