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第一章 大戦期
第十七話
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に検討がつかないのだよ……。そのようなあまりにも危険な存在を放っておくわけにはいかない」
そう言って聖書の神は神剣を構え、襲い掛かってくる。
俺は神剣をシールドで防ぐが……。
「うそだろっ!?」
ガンダリウム系合金によって非常に高い防御力を誇るシールドはバターのように切断された。
神剣の危険度を実感した俺は、ビームショットライフルとファンネルを使って聖書の神を引き離す。
「クソッ!! なんだあのチート武器は!? あんなのがありながら、なんで戦争の初めから使わなかったんだ?」
「この剣は普段、奇跡などを起こすシステムのコアユニットの一つとして使われている。それを使うには、様々な事前準備が必要なのだよ」
親切にも疑問については聖書の神が答えてくれた。
「ちなみに、この剣はこのようなこともできる」
そう言って聖書の神は神剣から光の斬撃を飛ばしてきた。
その斬撃は亜光速の速さで進んでいく、そして聖書の神は続けざまに斬撃を飛ばしてくる。
俺は斬撃をかわしていくが、とうとう直撃をくらってしまった。
神剣の斬撃がサザビーに直撃し、爆発した。
しかし、聖書の神は油断しない。
これまで幾度となく、今対峙している若い悪魔はこのような状況を切り抜けてきたからだ。
それに、まだ彼は自信の力の象徴ともいえるガンダムを使っていない……。
すると爆風の中から一つの影がとびだした。
その影は白と黒の二色に彩られ、左肩には長い棒状の板のようなものが六つ付いている。
そしてなによりも特徴なのは、頭部のV字アンテナとツインアイ。
「ガンダム、か」
RX−93 νガンダムが戦場に姿を現した。
「あやうく即死するところだった。その剣、危険すぎるだろう」
俺はぎりぎりのところでνガンダムに換装することに成功したが、あと少し遅れていたら俺は死んでいただろう。
(あんなの相手に持久戦なんてやったらコッチの精神が持たない……。だったらいつも通り、短期決戦で仕留める!!)
「いけっ! フィン・ファンネル!!」
俺はフィン・ファンネルを射出し、さらにビームライフルを乱射しながら聖書の神に接近する。
そのまま俺はバックパック右に装備されたカスタム・ビームサーベルを引き抜き斬りかかる。
が、聖書の神も神剣でもって防ぐ。
神剣とカスタム・ビームサーベルは互いにぶつかり、辺りに凄まじい衝撃と共に拮抗する。
「なんだと!?」
聖書の神が驚きの声を上げるのも無理はない。
普通ならば、いくらνガンダムのカスタム・ビームサーベルだったとしても拮抗することはない。
しかし俺はこのνガンダムに搭載されたサイコ・フレームを使い、むりやりビームサーベルを強化したのだ。
「このサーベルからは大きな意思の力を感じる。まさか、ガンダムは使用者
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