暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
魔法先生ネギま!
0322話
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桜咲の声にその場にいる者達の視線が集まる。

「申し訳ありませんがちょっとした所用でお嬢様の実家に向かわないとならなくなりました。なのでもし良かったら皆さんを招待したいと思うのですが、どうでしょうか?」
「せっちゃん、おうち帰るん?」
「ええ。先程の件もありますので」
「このかさんの実家ですか? 私達が行ってもいいものなのでしょうか」
「ユエ、折角なんだし刹那さんの好意に甘えようよ。それに木乃香の実家って興味無い?」
「いえ、私は別にそれ程……と言うか、何故にハルナはそんなに乗り気なんですか?」
「どこからかラヴ臭が漂ってくるのよ!」
「まぁ、ラヴ臭はともかくまほら新聞の記事には……さすがにプライベートの写真を載せるのは拙いかなぁ」

 3班組はそんな会話をし。

「ちづ姉、私達も行っていいのかな?」
「そうねぇ。アクセル君が行くって言ってるんだしいいんじゃないかしら」
「那波さん、アクセル君がOKならそれでいいの?」
「……円、私も賛成かな。ちょっとアクセル君を休ませてあげたいし」
「美砂?」
「あ、ほら。さっきの劇でかなり激しい運動してたからさ」
「あー、確かに。にしても、さっきの劇は凄かったよねぇ。アクセル君が強いのは知ってたけど、悪役の子も同じくらいに強かったし。それにあの可愛い妖怪とか。随分と派手だったわね」
「……そうね」

 何だかんだで、皆近衛の実家に行くのは賛成のようだった。
 その後、着替えをした後にシネマ村の入り口で待ち合わせして近衛の実家へと向かうのだった。





「この道を進めばお嬢様の実家に到着します」

 シネマ村を出てから1時間程、ようやく近衛の実家の近くまで辿り着いていた。
 結構長い歩きだっただけに体力のない面々はそれなりに疲れているらしいが、道の先にネギや神楽坂、宮崎の姿を見ると元気が戻ってきたのか大声で呼びかける。

「おーい、アスナー」

 何やらこちらを見て驚いている神楽坂へと皆で手を振るのだった。
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