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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第27話 妖怪大戦争(後編)
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!」
そしてライとは違う黄色の巨大な大剣が天を斬り、そのままシヴァに振り降ろされた。
「うおおおおおおおおお!!!」
ダメージが大きいのかフラフラになりながらも立ち上がるシヴァ。
「ああああああああああああ!!!!」
怒りが爆発したのか先ほどとは違い全身が赤くなりまるでその姿は神というより魔人。
「がああああああああああ!!」
先ほど攻撃を与えたライとフェイトに向かって槍を無造作に振るう。
「きゃ!?」
「おっと!!」
どちらとも避けるが、地面は抉れ、衝撃波が大きく木を揺らす。
「凄い………」
「だけどスピードが落ちてる、あと少しで………」
しかしシヴァの攻撃は豪快で木をなぎ倒そうが、地面を抉ろうが関係無く攻めていく。
だがその荒々しさが逆にライとフェイトを攻めさせないでいた。
「これじゃあ近づけない………」
「私達を狙ってるから距離をとってロングレンジで攻撃しようとしても直ぐに踏み込んでくるし………」
「いっそ突っ込もうか?」
「駄目だよ、私達も防御は弱いんだから………あの攻撃をもしも喰らったら………」
『俺に………任せろ………』
そう念話で2人に話したのはパルチザンブラスターを構えた零治だった。
片膝を地面に付けながらもブラスターをシヴァに向けていた。
「パルチザンブラスターFモード………」
「零治!?」
「レイ駄目!!」
『チャージ完了』
「パルチザンブラスター、Fモード行け………!!!」
銃口で集束されたBとEも魔力が渦を巻いて発射された。
「うがあああああああ!!!!」
怒りに我を忘れかけているシヴァは零治の攻撃を守る事無く、正面から受けた。
「ライーーーー!!!!」
「はあああああ!!!!」
倒れながらも叫んだ零治の声と共に、シヴァの額の第3の目にハーケンを突き刺したライ。
「ぐあああああああああああ!!!」
シヴァはそのまま地面に倒れ伏して、ゆっくりと消えていった。
「や……った………」
「レイ!?」
「ルー!!零治の治療を!!」
「レイ兄!!レイ兄!!!」
「貴様は………」
「強者を求める者………お前気持ち悪いが、その首だけの姿でもひしひしと感じるぜ………エリオ、俺と変われ」
そう言ってエリオを軽く押すバルト。
「えっ………!?」
「邪魔だから下がって見てろ。俺が手本を見せてやる」
そう言って不敵に笑うバルト。
その背中は今のエリオにとってとても大きな大きな壁の様に見えた。
(こんなに差がある………僕は非力すぎる………)
「………相手が替わったが問題は無い。この際貴様でも良い、貴様の体
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