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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第27話 妖怪大戦争(後編)
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同然だからな。防御のクリスタルもさっきの10個が限界だ。諦めろ』
「いや、諦めろって………一応相棒だよな?」
『………』
「返事は!?」

そんな会話をし合うエローシュだが、相手にされていないと思ったシヴァは更に怒りが溜まっていく。

「うおおおおおおおおおおお!!!」

大きな咆哮を上げた後、鋭く睨むシヴァ。

「くっ!?」

思わず身構えるエローシュ。
そんなエローシュに向かっていこうとしたシヴァだが、首に受けた砲撃で動きを止めた。

「待てよ、相手は俺だろ?」
「ううう………!!」

怒りの目が今度は零治に向けられる。

「さあ、来いよ」

零治のその言葉に呼応するようにシヴァが再び槍を構える。

「また同じか?そう何度も同じ手を………」

その瞬間だった。

「あ?」

腹部に激しい痛みが零治を襲った。

「血………?」

右腹部を触れるとえぐられた様な後があり、そこから出血していた。

「一体何が………」

シヴァを見ると額に3つ目の目があった。

「まさか………目からビーム………?嘘だろ?何処ぞの吸血鬼だ………」

フラフラと地面に落ちていく零治。膝からゆっくり着地し、倒れ伏した。

「レイーーー!!!このぉーーー!!!」
「ライ、駄目!!」

そんな零治を見たライがスプライトフォームへと変わり、零治に負けないスピードで向かっていった。

「はああ!!」

光翼斬を飛ばし、ながらもシヴァに向かっていくライ。
フェイトの時と同じ様に槍を回転させて攻撃を防いだ。

「だけど!!」

回していた槍の防御を越え、懐に潜り込んだライ。
ハーケンを力強く握り締めた。

「喰らえ電光石火の攻撃!!!シェイク!スプリット!スラッシュ!ライトニング!クラッシュ!パニッシュ!そして………ディバイドエンド!!!!」

ライが行った怒涛の連続攻撃。
シェイクで斜めに斬り裂き、スプリットでランサーを発射、スラッシュでザンバーに変え横薙ぎに斬り裂き、ライトニングで雷を落とし、クラッシュで再びハーケンで、真上から斬り下ろし、バニッシュで手に溜めた魔力を爆発させバックステップし、ディバイドエンドでザンバーの巨大な剣で叩き潰したのだった。

「うわぁ………」
「容赦ねぇ………ってかあんなネタ技教えたの誰だよ………」
「ネタ技?」
「あっ、いやこっちの話」

そんなライの攻撃を見てそう呟いたルーとエローシュ。
流石のシヴァも耐えきれず、かなりのダメージを受けていた。

「フェイト!!」
「任せて!!撃ち抜け雷神!!!」

怯んだシヴァにフェイトの振るったザンバーの衝撃波に耐え切れず完全に動きを止められた。

「ジェットザンバー!
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