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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第27話 妖怪大戦争(後編)
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「だ、だが………どうやって連絡を………そ、それに……それならば何故貴様の心が………」
「俺は動けなくなった崇徳院に最高の一撃を与えてくれとした言われてねえからな」
「お、おのれ………!!!」

体を電撃で動けない状態になりながらもバルトを睨む崇徳院。

「さて、今までコケにした借りを返すぜ。………死ね、ジェノサイドブレイカー!!」

集束していた魔力を斬撃に変え、一気に放出したバルト。
その一撃は崇徳院だけじゃなく、後ろに生い茂る森も巻き込む一撃となった。

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

山全体に広がる様に聞こえる咆哮に思わず耳を塞いでしまいそうになるほどの大きさだった。

「ぐぅ………このぉ………!!」

かなりボロボロの姿で何とか立ち上がる崇徳院。
そんな崇徳院にぬらさんがゆっくり近づいた。

「ぬ、ぬらりひょん………!!」
「これで貴様とも終わりだ、消えろ!!」

ボロボロになりながらも刀を構えるぬらさん。

「ぬ、ぬらりひょん………舐めるな、私はこんなものでは………!!」

そう呟いた後、ぬらさんの刀が崇徳院を斜めに斬り裂いた。

『オ、オノレ!!コウナレバヒロガリスベテノモノ二ゼツボウヲ………」

斬り裂かれた崇徳院の体から先ほどのブラッティハウリングの様にドス黒いモヤが上空へと上がっていった。

「そうはさせへんよ〜」

そう軽い口調で話すはやて。

『ナニ………!?』

上空に上がった崇徳院を待っていたのはロングレンジで戦っていた魔導師達。
既にそれぞれがデバイスを展開しており、直ぐに戦闘出来る状態となっていた。

『コ、コレハ………』
「幸せ者やなぁ………最後にこんな美人な魔法少女達にドドメを指してもらえるんやで?」
「ま、魔法少女………」
「私も含まれてるの?」

夜美となのはが互いを見ながら苦笑いして呟く。

「はやて、もはや魔法少女って呼べるのはキャロや、優理、真白だけですよ?」
「確かに私達を少女と呼ぶには厳しい年齢になったわね………」

星の答えに頷く加奈。

「体は大人、頭脳は少女や」
「何かエッチな感じがするんですけど………」
「零治といい勝負」
「ええ、それはそれでねぇ………」

そんな会話をするキャロと優理。

「え、えっと………攻撃は良いんですか………?」
「平常運転だな………」

崇徳院の事などそっちのけで話すメンバーに真白が恐る恐る質問し、ヴィータが呆れながら呟いた。

『キ、キサマラ………!!』

余裕そうに勝手に話すはやて達に怒りが沸き上がる崇徳院。

『ワタシハキエン!!スベテノモノニフクシュウスルマデハ!!!』

「させへんよ、私達が必ず止めてみ
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