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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第27話 妖怪大戦争(後編)
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して見ないと分かりませんがもう1つあるんです」













「ちっ!?」
「ふはは、私はこっちだぞ?」

バルトが加わった崇徳院戦だが、戦闘は依然崇徳院が押す形になっていた。

「くそっ!?何故当たらねえ!!」
「ワシの攻撃も分かっている様に避ける………一体何の術を………」

そんな呟きを互いにしている時、崇徳院は楽しそうに2人を見ていた。

「さて、私もそこの男みたいに魔法を使ってみるか………名付けて、ブラッティハウリング」

そう言って手をかざした崇徳院。
すると手からドス黒い赤色のモヤの様なものが現れた。

「な、何だ?」
「人の悲鳴………?」

この世の物とは思えない悲鳴の様な音を上げながらバルト達に向かっていく。

「こんなもの吹き飛ばしてやるよ、ボルティックブレイカー!!」

直ぐにバルトは砲撃魔法を放つが、バルトの一撃を喰らったモヤは更に膨張した。

「何!?」
「来るぞ!!」

まるで雲の様に膨らんだモヤは逃げるバルト達を飲み込む。

「なっこれは!?」
「人の叫び、悲しみ、恨み………負の感情の嵐………!!ぐうぅ頭が狂いそうだ………!!」

ぬらさんが頭を抑えうずくまる中、バルトは涼しい顔で立っており、2人の光景を見ている崇徳院を睨んでいた。

「ほう、君には効かないみたいだね」
「負の感情の嵐?そんなもんがどうした!!俺の歩いてきた道は血塗られた道、叫びや恨みなんてものは聞き飽きたよ!!」

そう言ったバルトは銀色に光る斧をひと振り。
すると先ほどは消し去る事が出来なかったモヤをかき消した。

「!?何だそれは?」
「俺の本当の愛斧バルバドス。くだらねえ攻撃してんじゃねえよカスが」

そんなバルトの言葉に険しい顔をする崇徳院。

「やれやれ………中々骨のある奴がいたものだ………だがそうでなくては面白くない」
「………悪いが、お前の相手をしているのも飽きたんでな。さっさと終わらせてもらうぞ」
「終わらせる?どうやって?」
「最高の一撃を喰らわせるだけだ!!」

そう言ってバルバドスに膨大な魔力を集束させるバルト。

「ふん、いくら攻撃したところで無駄だ、私には届か………ガガッ!?」

いきなり壊れたラジオの様な声をあげる崇徳院。

「な、何だ!?体が………これは………雷の剣………!?」

崇徳院の体にはライが使う雷刃封殺爆滅剣の剣が刺さっていた。

「いくら心が読めようとも動きを封じられれば終わりだな、エローシュの目論見通りだ」
「エローシュ………だと!?ま、まさか………私に心が読まれない様に………遠距離から攻撃を………したのか………!?」
「ああ、やるだろあの変態くそガキ」

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