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転生者が歩む新たな人生
第23話 ネギ来日
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今度は下着を中心に、ブレザーだけを残し消してしまう。
 神楽坂はニーソにブレザーというある意味マニアックな姿を、思い人の高畑先生に見られてしまう。

 ………。合掌。ホント自称英国紳士とか笑わせてくれる。

 なんとかかんとか高畑先生も協力して誤魔化し、替えの制服を調達し、とりあえず、説明。

 「立派な魔法使い(マギステル・マギ)」を魔法界でも最も尊敬される立派な仕事とか説明してるが、仕事じゃないだろうに………。生き方とか目標とか尊称とかそういった精神的なモノで、仕事なんて思ってるからネギはズレてるのか。

 そんな風に考えていると、結局ネギも高畑先生も来ずに職員会議も終了。

 やるせない思いをしつつ、帰り支度をしていると木乃香と千雨からネギの歓迎会をするうんぬんが念話で連絡が。

「(あんまり近づかない方がいいぞー)」

 とだけアドバイスしておく。

「サギ先生、済まなけど、帰る前に学園長室に寄ってもらえるかな」

 瀬流彦先生からそう声をかけられる。

 さすがに「嫌です」と答えるわけにもいかず、「わかりました」と答え、帰り支度のまま学園長室に向かう。

 学園長室では、ネギについての周りの印象なんかを聞かれる。一応学園長も仕事をしているんだなぁ、と思い、正直に「朝と放課後の2回の職員会議に出席せず、高畑先生共々あきれられている」と答えておいた。
 「フォ?」とか予想にない返事だったのか驚いていたが関係ない。「連絡の不備とか理由があるなら伝えておいた方が良いですよ」と忠告もしておく。
 「そうじゃな、ネギ君にはしっかりと時間や連絡をしてなかったかの」とか言っていたので、「相変わらず、無能ですね。私が来た頃を思い出します。話しがそれだけなら帰らせてもらいます」とさっさと帰ろうとする。
 「いや、ちょっと待ってくれんかのぉ。実はネギ君の住むところが決まってなくての」とかのたまう。朝、木乃香達に良い返事をもらえなかったので、一緒に住まわそうというのか?

 「ホント無能なんですね。ネギの教育実習が決まって何日あったと思っているんです? それも私という前例があった上でこれですか。あれですか、メルディアナの卒業試験の準備や協力に割く時間は無いってことですか。ちなみに一緒に住めとか言う話しならお断りです。管理人室を直ぐに明け渡して出て行くので、ネギをそこに住まわせたらどうですか。こっちは適当に住むところを探しますので。まぁ、少なくとも、一月前には伝えて欲しかったですが。一応このことはメルディアナの方に伝えておきますね。」

 怒りにまかせた風に一息で言う。

「ふぉ? い、いやそんなことはないぞい。」

 余程、メルディアナには伝えて欲しくないらしい。

「いや、そうじゃな。木乃香達の部屋
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