第23話 ネギ来日
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ある。
「(どうしたー?)」
と十中十ネギのことだろうと、隠密性に特化したサーチャーを木乃香の元へ飛ばす。
と、そこには、制服を破壊され、下着姿にされた神楽坂と上着も貸さずに煙草を吸って見ないことにしている高畑先生がいた。
ああ、早速やったのか………。
そういうある意味、達観の境地に達してとりあえず木乃香にアドバイスを送る。
「(とりあえず、高畑先生に上着を借りるかして隠せー。下着姿は可哀想だろ)」
少々投げやりかも知れないがしょうがないよね、と自己弁護完了。
「(せやな)」
木乃香が話しを先導し、高畑先生から上着を借りて、ロッカールームに神楽坂を連れて着替えに走る。その際、「着替えたら学園長室に2人とも来てくれ」と、高畑先生は2人に声をかけ、ネギと共に学園長室に向かってる。
歩きながら話すのは、前にあってからの話しやネギの修行の今後の話しだ。ネギには神楽坂を下着姿に剥いた材悪感もなければ、魔法を暴発させたという認識もなさそうだ。ついでに言うと、曲がりなりにも師匠から預かり面倒を見ている娘を裸に剥かれたことへ怒りに類する感情や魔法を暴発させていることへの不審や注意といった行為も高畑先生からは見られず、ひたすら懐かしいといった類の話をしているだけだ。
倫理観も何もあったもんじゃなく、別れた半年前からまったくの成長もない。
どうやら前途多難なようだ………。
☆ ★ ☆
学園長室に着くと程なく、木乃香と神楽坂の2人も入って来る。
入れ替わりに高畑先生が出て行くと、早速神楽坂は学園長にが責め立てる。
が、そんなものは一切スルーして、学園長はネギとだけ話している。途中木乃香にトンカチで殴られながらも話を続けるのはある意味立派か? そんなこともないか。勝手に入ってきたならともかく、学園長が連れてこさせているのに話しをまったく無視するのは人として教育者としてどうなんだろう?
「(暁くーん。この2人、普通に修行とか言ってるけどええんかー?)」
「(よくはないが、2人が気付かないんなら大丈夫とか思ってんじゃね?)」
「(そ、それでええんか………)」
念話でそんなくだらない話しをしているとネギと学園長の話は進み、源先生が呼ばれ入って来る。
すると、ネギが源先生の胸に埋まるというハプニングが。
「(ラッキースケベや!)」
………、木乃香さんどこでそんな言葉を覚えたんですか?
「(千雨ちゃんからや!)」
あれ? 今のは念話で伝えてないよね?!
「(なんとなくや!)」
………、そうですか。
なんて、木乃香に戦慄していると、学園長が木乃香と神楽坂にネギと一緒に
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