プロローグ 転生
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もしくは神はその人間に新たな生命を与え転生させる。
だから、あなたには転生という特権が与えられるわ」
そいつはありがたい。
よく二次創作とかで転生の話は聞くし、自分も一度転生を味わってみたかった。
「だから、行きたい世界を言いなさい。可能ならそこに送るは。アニメ、漫画、ゲーム、小説、なんでもいいわよ」
そうだな、やっぱ東方が好きだから東方の世界かな
「じゃあ、東方projectの世界で」
「東方ね。ちょっと待って」
そう言うと女神は分厚い辞書のようなものを出しページをめくりだした。
「ん〜〜、ごめんなさい。東方の世界はもうすでに転生者上限いっぱいなの。
わるいけど、他の世界でお願い」
え〜〜〜〜、東方の世界駄目なのかよ。
てか、上限とかあるんだ。
「ん〜〜〜、どんな世界があるか分からないからその本見せてくれ」
「いいわよ。はい」
分厚い電話帳みたいな本を捲り転生できそうな場所を探す。
IS,BLEACH、NARUTO、問題児、トリコ、ONE PICEC、Dグレ、なのは、まどマギ、ガンダム系、やっぱメジャーなのは結構埋まってるな。
なにかいい所は………………おっ!
いいのがあるじゃん。
「じゃ、ここで頼むは」
「はい、ええっと、『緋弾のアリア』。ここの世界でいいのね」
「ああ、早速転生させてくれ」
「待ちなさい。その前にあなたに保険を与えるは。流石にそのままじゃ死んでしまうわ」
「そうか、なんか悪いな。転生に保険まで」
「いいの。悪いのはこちらだし、いくつでも叶えるわよ」
そうだな、なら
「一つ目は努力したら必ずその分は経験として俺の中に蓄積するようにしてくれ
例えば、走ったら走った分体力がつくとか、勉強すればその分頭が良くなるとかに」
「なるほど。経験の蓄積ね」
「次に、東方projectのチルノの能力『冷気を操る程度の能力』をくれ」
「『冷気を操る程度の能力』ね」
「後、装備にアドベントチルノの装備を一式くれ」
「ふむふむ」
「後、転生する時間帯は原作が始まる日にしてくれ。後、キンジとは幼馴染で。」
「なら、あなたが生まれてから原作が始まるまでの間の記憶は封印するわ。目覚めたらすぐに高校2年生。目覚めると同時にそれまでの記憶の封印を解くから目覚めたら、膨大な情報が頭に入ってくるから少しきついわよ」
「それぐらいかな」
「そんなのでいいの?それに能力も『冷気を操る程度の能力』にしなくても『時を操る程度の能力』とか『運命を操る程度の能力』でもいいのに」
「それはチート過ぎる。それに、俺、チルノが一番好きなんだよ」
「ふ〜ん…………ロリコン?」
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