第四十八話 会食その一
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大石は事実をさらに話していく。
「財産も奪われました」
「アメリカって個人の財産保障してますよね」
「基本的人権の一つです」
紛れもなくだと、大石も言い切る。
「若しそれが守られないなら」
「どうなるんですか?」
「それは全体主義国家です」
それに他ならないというのだ。
「そもそも自国民であっても敵対国家にルーツがあるというだけで強制収容所に入れられるというのならばそれもまた、です」
「全体主義国家ですか」
「それは例え民主的な選挙が行われていても」
それでもだというのだ。
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