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少年は魔人になるようです
第46話 争奪戦は思わぬ結果を招くようです
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「い、嫌だなんて!!私は、あの……〜〜〜!!///」


不満顔をしたと思ったら、力一杯目を瞑ってプルプル震える刀子。

か、可愛いんだが・・・もしかして・・・・ファースtいや、名誉の為にやめておこう。


「んっ。」

「んっ!………〜〜〜!!///」(バタバタ


刀子は、数秒も我慢せず暴れて唇を離す。う〜〜ん、初々しいのう。

と、俺の前にカードが現れる。

絵に描かれていた刀子は、その、なんと言うか・・・・・・・・。


「…………魔女っ娘?」

「え、どういう事ですか!!私は刀を使うんですよ?」

「いや。ポニテにでっかいリボンつけて、マントつけて、ニーソだぞ?

あ、でもホットパンツか。……近接系って意味じゃ、某魔王の弟子と同じか……。

武器は――――うん、なるべく使うな。」

「え、どうしてですか?そっちが仮契約の目的と言っても過言ではないのに。」

「だって……『村正』って。明らかに妖刀やん。」


Side out


Side のどか

「おぉーー!それが昨日の優勝賞品!?かわいいー!」

「あーん、欲しかったぁーー!!」


朝ご飯のあとに、朝倉さんが優勝賞品のカードをくれました。

本に囲まれた私と、数字とか文字が書いてあって、凄く素敵です。

ゆ、夕映のお陰だけど・・・ネギせんせーとの記念ですー。


「僕はもう、分からないよ………パト○ッシュ………。」

「あ、アニキーーー!あっしだって分からねェんですから!!

なんであの嬢ちゃんのカードだけマスターカードを寄越したんだ……?」

「ゆ、優勝賞品だから……じゃない?

流石の愁磨先生でも、本屋ちゃんの記念品を持っておくのは忍びなかった……とか?」


あれ・・・ネギせんせーと神楽坂さんと朝倉さん・・・・・・と、オコジョさん?

マスターカードとか言ってるけど、何の話だろー?


「くぅー……戦力にならねぇモン貰っても仕方ねェ。

こうなったら、姐さんが仮契約(パクティオー)してくれやせんか!?」

「えぇー!?い、嫌よ!だって、ネギとき、キスしなきゃいけないんでしょ!?

わ、私だって女の子だし、初めては好きな人としたいって言うか……。

って、何言わせんのよエロガモ!!」

「仕方ねぇなぁ……。じゃあアニキ、使い方教えやすぜ?

つっても、出す時は『来たれ(アデアット)』。しまう時は『去れ(アベアット)』。これだけだ。」

「ふ〜ん……『来たれ(アデアット)』。」


ネギせんせーの持ってたカードが光って、何かの角が現れました。

て、手品?って言うよりは、なんて言うか―――魔
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