第25話 決闘は予約を入れてからしろ!
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を穿りながら呟く銀時。その発言にアルフもクロノも顔を赤らめてしまった。
意味を分かっていたのだろう。
「旦那ぁ、もしそのプレシアって女が老い先短い婆さんだったらどうすんですかぃ?」
「あ、それもそうか……それじゃ腰振ったらぎっくり腰になっちまうな」
「いい加減そのネタから離れてくれないかい?」
これ以上その手のネタは勘弁して欲しかったのだろう。そう言いながらアルフは話を再会した。
「だけど、それとなのはちゃんと一体どんな関係があるの?」
「プレシアは、そのアリシアって子の蘇生に、なのはの命を使うつもりなんだよ」
「なっ!」
恐らく今までの話の中で一番驚かされた事だ。
「どういう事だよ?」
「どう使うかは分からない。でも、このままじゃ確実になのはは殺される!」
「冗談じゃねぇ! てめぇの娘を生き返らせるために人ん家の娘を殺すなんざぁ矛盾も良い所じゃねぇか! そんなの絶対認める訳にはいかねぇ」
怒りに銀時は震えた。大切な娘がこのままでは殺されてしまう。何とかしなければならない。
が、その為にはその鬼婆のいる場所に向わなければならない。しかしその場所が分からなければ意味がない。
一体どうすれば良いのやら?
「旦那ぁ、こんな時こそ人質を使えば良いんじゃないんですかぃ?」
「あぁ、なる程! そりゃ名案だなぁ」
「え? えぇ! 一体どう言う意味だいあんたら!」
突然納得し合う二人。そして、先ほど以上にドス黒い笑みを浮かべながらアルフを見る銀時と沖田の二人。
「し、新八! お願いだから助けて! このままだと私確実に卑猥な事されるから!」
「すみませんアルフさん。僕もなのはちゃんを助けたいんだ。だから今回だけは黙認させて貰うよ」
「く、クロノ! あんた執務官だろ? 何とかしてくれよぉ!」
「あぁ、御免アルフ! 今僕は柱の男達の戦いを見たくて手が離せないんだ。だから御免」
「見捨てやがったなぁお前等あああああああああ!」
大粒の涙を流しながら泣き叫ぶアルフ。しかしそんなアルフなど一切同情する事など銀時と沖田にはなかった。
その後、アルフがどんな目にあったかは、遭えて公開しないで置く事にする。
下手に書き記して場の空気を悪くしたくないので。
「うっし、沖田ぁ、さっきの奴全部撮ったかぁ?」
「バッチシでさぁ!」
「ようし、この映像をネット中にばら撒け。そうすりゃあの金髪変態女を誘き出す良い餌になるだろうさ」
「あ、あんたら……何時か仕返ししてやるからねぇ!」
すっかり弱り切り、肩で息をするアルフを尻目に、銀時と沖田が撮って置いた映像を再度眺めながら不気味な笑みを浮かべていた。
これが果たして主人公が浮かべて良い顔なのだろうか?
少なくとも
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