第21話 馬鹿な上司ほど部下が集まりやすい
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たら感動系のBGM流れてるはずだからさぁ」
「何言ってるネ。こんなのどうせ作者の欲望と妄想が織り交じった二次小説ね。何処にも公表出来ず、せめて人目に晒したいと思う一心で投稿した悲しき独りよがりの青春の恥じらいの1ページネ」
「謝れえええええええええええ! 今すぐ全国に居るであろう素人小説家さん達に謝れええええええええええええ!」
そんなこんなで四人は騒がしく騒ぎながらも体に染み付いた匂いを何とか落としきることに成功したのであった。
え? 落とすシーンとかはないのかって?
別に書いても良かったのですがそんなシーン見たって誰得? と思われたのでカットさせていただきました。
「ふぃ〜、仕事の後のひとっ風呂は最高だね〜」
「そうですね、それに体に染み付いた匂いもどうにか取れましたし。これならなのはちゃんに会えますね」
「そうですね。それにしても銀さん達……その格好似合いますよ」
二人の後ろで必死に笑いを堪えるユーノが居た。仕方の無いことだ。
今銀時と新八の二人が着ているのは管理局の制服なのだから。
しかも青色。
後ろでクスクス笑われてるのに対し銀時は明らかに不機嫌そうな顔をしているのであった。
「何で俺笑われてるの? 殴って良い? あの金髪坊や殴り倒して良い?」
「駄目に決まってるでしょうが! 誰のお陰でこの服借りられたと思ってるんですか? 下手な事したら僕達フルチンで艦内をうろつく事になるんですよ!」
「バカヤロー! 其処んとこはあれだよ。アニメとかでも良くやってるモザイク処理とか、肝心な所にだけ可愛いアップリケとかして誤魔化してくれるって」
「いや無理だから! 大体これアニメじゃなくて小説だから。そもそも大事な部分隠しただけじゃ意味ないですから!」
等と、二人して激しい言い会いをしているのであった。実際に言うとユーノが艦内の局員に頼み込んで二人に合ったサイズの制服を借りてくれたのだ。
もしユーノが居なかったら確実に二人は全裸で歩き回る羽目になってた筈である。
「おぉ、二人共制服姿が似合ってるアルなぁ。まるで就任したてのピカピカ一年生みたいアルよぉ」
そう言ってる神楽もまた、管理局の制服を着こなしているのであった。しかも神楽のはスカートタイプだ。
勿論こちらも青色だったりする。
「うるせーよ! 俺達と同じピカピカの1年生が何抜かしてんだゴラァ!」
「分かりましたから。とにかくブリッジに向いましょうよ。話進みませんってば」
さすがに毎回喧嘩ばかりしていては話が全く進まない。それはそれでやばいなと判断した新八の的確な対応により、一同は迷わず艦内の心臓部と思われるブリッジにやってきたのであった。
「うぃいっす! 万事屋銀ちゃんご一行只今帰還しましたぞコノヤロ
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